A. 当事業におきましては、主力ソフト「モンスターハンター3(トライ)」(Wii用)が順調に販売を伸ばすとともに、「逆転検事」(ニンテンドーDS用)や「バイオハザード5 オルタナティブ エディション」(プレイステーション3、Xbox 360用)も健闘したことに加え、「モンスターハンターポータブル 2nd G 」(プレイステーション・ポータブル用)が定着したブランド力により廉価版を含めて底堅い売行きを示したほか、過年度に大ヒットを放った「バイオハザード5」(プレイステーション3、Xbox 360用)も根強い人気に支えられ続伸いたしました。
B. また、「歴女(歴史好きな女性)」ブームの火付け役となり、戦国ブームを巻き起こしたシリーズ最新作「戦国BASARA バトルヒーローズ」(プレイステーション・ポータブル用)が手堅く伸長するとともに、ゲームキャラクターが宮城県知事選の投票啓発用ポスターに採用されるなど、ゲーム以外にも世間の注目を浴びました。
C. しかしながら、海外において発売した「バイオニック コマンドー」(プレイステーション3、Xbox 360用)、「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」(Wii用)や「ダークボイド」(プレイステーション3、Xbox 360用)がいずれも計画未達となるなど、弱含みに展開いたしました。
D. 加えて、欧米向け目玉タイトルの「ロスト プラネット 2」(プレイステーション3、Xbox 360用)および「スーパーストリートファイターIV」(プレイステーション3、Xbox 360用)などの発売が次期にずれ込んだことにより、総じて軟調に推移いたしました。
E. この結果、売上高は440億15百万円(前期比30.0%減)、営業利益78億46百万円(前期比52.1%減)となりました。
A. 当事業におきましては、市況回復の足取りが鈍い状況下、需要の喚起を図るため各種イベントの開催、サービスデーの実施や快適な空間作りなどによりコアユーザーの確保や女性、ファミリー層の取り込みに注力してまいりましたが、消費低迷や外出を控える「巣ごもり消費」の影響などにより集客力の低下は避けられず、足踏み状態が続きました。
B. 他方、店舗運営コストの削減など収益構造の見直しにより採算性の向上に努めてまいりました。
C. また、市場環境の変化に対応するため、不採算店2店舗を閉鎖するなど、収益力アップに向けた施設展開を行ってまいりました。
D. これにより、当期末の施設数は38店舗となっております。
E. この結果、売上高は119億85百万円(前期比11.3%減)となりましたが、営業利益は収益改善策が功を奏し5億90百万円(前期比162.9%増)となりました。
A. 当事業におきましては、市場が冷え込んでいる環境のもと、メダルゲーム「マリオパーティ ふしぎのコロコロキャッチャー」の投入等により、既存顧客の深耕や新規開拓に努めてまいりました。また、局面打開を図る一環として株式会社バンダイナムコゲームスと業務提携を行うなど、販売拡大に向けて全力を傾注してまいりましたが、リピート商品主体の営業展開となりましたため苦戦を強いられ、事業の見直しを余儀なくされました。
B. この結果、売上高は22億80百万円(前期比71.6%減)となり、営業損失2億3百万円(前期は17億58百万円の営業利益)と不本意な業績となりました。