2011年3月期第2四半期連結業績は、前年同期比に比べ売上高4.7%増、営業利益29.3%減と増収減益 -大型タイトルが善戦するものの、円高の影響が利益を押し下げ-  
				(株)カプコン2011年3月期第2四半期連結業績は、売上高407億6百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益39億42百万円(同比29.3%減)、経常利益28億80百万円(同比47.4%減)、四半期純利益17億84百万円(同比39.9%減)
				 
				
				
				 
				2010年10月28日 
報道関係者各位 
大阪市中央区内平野町三丁目1番3号 
株 式 会 社 カ プ コ ン 
代表取締役社長 辻本春弘 
(コード番号:9697 東証・大証) 
 
2011年3月期第2四半期連結業績は、前年同期比に比べ売上高4.7%増、営業利益29.3%減と増収減益 
-大型タイトルが善戦するものの、円高の影響が利益を押し下げ- 
 
 
株式会社カプコンの2011年3月期第2四半期連結業績(2010年4月1日 - 2010年9月30日)は、売上高407億6百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益39億42百万円(前年同期比29.3%減)、経常利益28億80百万円(前年同期比47.4%減)、四半期純利益は17億84百万円(前年同期比39.9%減)となりました。 
 
当第2四半期連結累計期間においては、主にコンシューマ・オンラインゲーム事業において、『デッドライジング2』および『スーパーストリートファイターIV』などの大型タイトルを複数投入したことに加え、『戦国BASARA3』や『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』などの中型タイトルがいずれも50万本を突破するなど好調に推移したことにより、前年同期比4.7%の増収となりました。 
 
しかしながら、円相場の高騰や有力ソフト『ロスト プラネット 2』の大幅な計画未達に加え、大型タイトル『デッドライジング2』の発売が遅れたことなどにより、営業利益では前年同期比29.3%の減益となりました。 
 
なお、2011年3月期の業績予想につきましては、2010年10月4日発表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。 
 
 
 
1. 2011年3月期 第2四半期 連結業績(累計) 
売上高:営業利益:経常利益:四半期純利益 (単位:百万円)  
2011年3月期第2四半期 40,706:3,942:2,880:1,784 
2010年3月期第2四半期  38,892:5,574:5,476:2,967 
 
 
2. 2011年3月期 連結業績予想 
売上高:営業利益:経常利益:当期純利益(単位:百万円):1株当たり当期純利益(円銭) 
2011年3月期  91,000:13,000:11,000:6,500:110 01 
 
3. 2011年3月期第2四半期 各事業セグメントの概況 
※2011年3月期より事業セグメント変更のため、過去実績を一部省略しております。 
 
(1) コンシューマ・オンラインゲーム事業(単位:百万円) 
前第2四半期 :当第2四半期 :増減率 
売上高     - :30,773 :- 
営業利益   - :4,530  :- 
営業利益率 - :14.7% :- 
 
A. 当事業におきましては、主力タイトルの「デッドライジング2」(プレイステーション3、Xbox 360用)を9月に発売いたしました。 
 
B. また、「スーパーストリートファイターIV」(プレイステーション3、Xbox 360用)や「戦国BASARA3」(プレイステーション3、Wii用)に加え、オンライン専用ゲーム「モンスターハンター フロンティア オンライン」(パソコン用、Xbox 360用)が堅調に推移したほか、「モンスターハンター」シリーズの派生ソフト「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」(プレイステーション・ポータブル用)も人気キャラクターのアイルーがユーザーを魅了するなど、スマッシュヒットを放ちました。 
 
C. しかしながら、目玉タイトルの「ロスト プラネット 2」(プレイステーション3、Xbox 360用)が大幅に計画を下回ったほか、「デッドライジング2」(プレイステーション3、Xbox 360用)の投入遅れが重なったことにより弱含みに展開いたしました。 
 
D. この結果、売上高は307億73百万円となり、営業利益は大型タイトルの開発費増大による収益の圧迫により45億30百万円となりました。 
 
(2) モバイルコンテンツ事業(単位:百万円) 
前第2四半期 : 当第2四半期 :増減率 
売上高     - : 1,365  : - 
営業利益   - : 300    : - 
営業利益率 - : 22.0% : - 
 
A. 当事業におきましては、携帯電話との親和性が高いソーシャルゲームが急成長する環境下、事業領域の拡大を図るためiPad向けに配信を開始した「バイオハザード4 iPad edition」のダウンロード数が増加したほか、携帯電話用交流サイト「モバゲータウン」向けに配信した「モンハン日記 モバイルアイルー村」も会員数が50万人を突破するなど、多様な新規ユーザーを獲得いたしました。 
 
B. また、iPhone/iPod touch向けに「魔界村騎士列伝II」を提供するとともに、前期に投入した「ストリートファイターIV」や「逆転裁判−蘇る逆転−」も計画どおり推移いたしました。 
 
C. この結果、売上高は13億65百万円、営業利益3億円となりました。 
 
(3) アミューズメント施設事業(単位:百万円) 
前第2四半期 :当第2四半期 :増減率 
売上高     - : 5,916 : - 
営業利益   - : 732   :  
営業利益率 - : 12.4%: - 
 
A. 当事業におきましては、多彩なイベント開催や店舗のリニューアル、サービスデーの実施など周辺住民に愛される地域密着型の施設展開により、女性、ファミリー客の取り込みやリピーターの確保に努めるとともに、投資抑制やコストの削減など、市場環境に対応した効率的な店舗運営により収益力アップに取り組んでまいりました。 
 
B. 上期は不採算店1店舗を閉鎖いたしましたので、施設数は37店舗となりました。 
 
C. この結果、売上高は59億16百万円と減収になりましたが、営業利益は収益改善策が奏効したことにより7億32百万円と増益になりました。 
 
(4) アミューズメント機器事業(単位:百万円) 
前第2四半期 :当第2四半期 :増減率 
売上高     - : 1,406 : - 
営業利益   - : 19    : - 
営業利益率 - : 1.4% : - 
 
A.  当事業におきましては、業務用機器は施設オペレーターの購買力低下など市場停滞気味の環境下、需要の掘り起こしや新規顧客の開拓に努めましたものの、新商品の投入がなかったことによる商材不足の影響は避けられず、低調裡に終始いたしました。 
 
B. 一方、遊技機向け関連機器は、リピートタイトルの「新鬼武者」が息の長い売行きを示しました。 
 
C. この結果、売上高は14億6百万円、営業利益19百万円となりました。 
 
(5) その他事業(単位:百万円) 
前第2四半期 :当第2四半期 :増減率 
売上高     - : 1,244  : - 
営業利益   - : 227    : - 
営業利益率 - : 18.2% : - 
 
その他事業につきましては、主なものはキャラクター関連のライセンス事業で、売上高は12億44百万円、営業利益2億27百万円となりました。 
 
 
【本件に関するお問い合わせ先】 
会社名株式会社カプコン 
広報・IR室 
電話番号(06)6920-3623 
 
  
				 
				
				
				
							
				 
				
				
				
  
				http://release.vfactory.jp/file/40043.gif  
				
				
				
				
 http://www.capcom.co.jp/ir/   
 http://www.capcom.co.jp/