当第3四半期連結累計期間においては、旗艦タイトルの『バイオハザード6』がグローバルで480万本を出荷したほか、完全新作『ドラゴンズドグマ』や新型ゲーム機Wii U向け『モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.』などが採算性の高い国内市場において好調に推移しました。また、成長余力の高いオンラインコンテンツに関しても、国内ソーシャルゲームの累計登録者数が720万人を突破するなど、事業規模は増勢しました。
A. 当社のコア・コンピタンス(中核的競争力)である当事業におきましては、主力ソフトの『バイオハザード6』(プレイステーション 3、Xbox 360用)が発売当初は堅調な出足を示したものの、その後伸び悩んだことにより計画未達となり、販売拡大のリード役を果たすことができませんでした。一方、『ドラゴンズドグマ』(プレイステーション 3、Xbox 360用)が採算性の高い国内市場において予想以上のヒットを放ち、近年のオリジナルタイトルとしては、異例のミリオンセラーを達成したほか、廉価版の『モンスターハンター3(トライ)G Best Price! 』(ニンテンドー3DS用)も手堅く伸長いたしました。
B. また、昨年12月発売の新型の据置型ゲーム機「Wii U」向け初回作として『モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.』を投入したところ、スマッシュヒットを放ちました。
C. 他方、スマートフォンが普及拡大する中、前期にモバゲー向けに配信した『みんなと モンハン カードマスター』が引き続き底堅い売上を示すとともに、同じくグリー向けに供給した『バイオハザードアウトブレイク サバイヴ』が着実に新規ユーザーを増やしたことにより会員数は、それぞれ200万人を突破いたしました。
D. さらに、ビーラインブランドの『スマーフ・ビレッジ』が長期にわたり安定した収益を確保したほか、昨年12月に配信を開始した『スマーフ・ライフ』が幸先のよいスタートを切るなど、ソーシャルゲームがおおむね順調に推移いたしました。
E. 加えて、『モンスターハンター フロンティア オンライン』シリーズも根強い人気に支えられ、息長く収入を得ることができました。
F. この結果、売上高は497億20百万円(前年同期比39.2%増)、営業利益73億22百万円(前年同期比0.2%増)となりました。