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2016年11月02日 11時　[外食・フードサービス／企業の動向]

株式会社ニュートン

企業として社会貢献活動に取り組む。カラオケパセラなどを運営する株式会社ニュートンが実施する「こども食堂」実施開始から半年経過。開始の原点とその近況

結婚式会場をはじめレストラン、カラオケ、フォトスタジオ、リゾートホテルなど50種類超の総合レジャーサービスを展開している株式会社ニュートンがCSR活動の一環として今年5月より実施している「子どもの“孤食”対策”」をテーマにした「パセラ珈琲店 こども食堂」がようやく半年を迎えます。日頃、家で一人きりの食事をすませる小学生の子供たちには、「こども食堂」に集まってもらい、美味しくて健康に良い食事を皆で一緒に楽しく食べ、そして交流を持ってもらい“子どもの孤食”をなくしていく狙いで実施スタートしました。実施開始から半年が経過し、着々と地域に溶け込んできています。

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0Mjg2MCMxNzI2MzEjNDI4NjBfZ2RJcGZTZ3hIRy5KUEc.JPG ]


　総合レジャーサービスを展開している株式会社ニュートン（本社：東京都新宿区、代表取締役社長（グループCEO）：荻野勝朗）が運営する“健康志向”をテーマにした地元密着型のコミュニティカフェ「健康カフェ パセラ珈琲店 南池袋店」では、小学生を対象とした「こども食堂」を2016年5月11日（水）より毎週水曜日の16時から18時までの時間帯に限り、100円（税込）でお食事サービスの提供を行っています。

▼「こども食堂」公式URL：
http://www.pasela.co.jp/shoplist/pasela-coffee/archives/267/

■子どもの“孤食”をなくしたい
　子ども食堂は2012年頃から東京都内で始まり、社会の関心も高く、各地でも開店が続いています。共働きや一人親の家庭の子供のため、孤食になりがちな問題をサポートするためのものです。大勢で楽しく食卓を囲み、リーズナブルで温かい食事を提供する子ども食堂を、このたび、複数業態運営するニュートングループがそのノウハウを活かしたバックアップ体制を活用し、子供たちへの支援を行っていきます。
　企業として“身の丈に合った”社会貢献活動に取り組んできた当グループが実施する「こども食堂」は、おかげさまで今年 5月の実施開始から半年が経過しました。今回、「こども食堂」開始のきっかけとその近況を、当グループ担当者インタビューとして報告します。


■担当者インタビュー


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0Mjg2MCMxNzI2MzEjNDI4NjBfVWx2YmxBUU16Si5KUEc.JPG ]

ニュートン・サンザグループ
ボランティア施設「がんばれ！子供村」 事務局長
福田 崇


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0Mjg2MCMxNzI2MzEjNDI4NjBfa1d6RmhzbE1LUC5KUEc.JPG ]


こども食堂 実施店舗
パセラ珈琲店 南池袋店　店舗責任者
三代安里沙


あくまでも企業として、“身の丈に合った”社会貢献活動に挑戦

■当グループにおける社会貢献活動の始まりを教えてください。

福田：
　もともとニュートン・サンザグループでは、当グループ代表が「企業組織としての収益活動と社会貢献活動は両輪であるべき」という考えを掲げていまして。そして、しっかりと企業体力がついた2008年から社会貢献活動を開始しています。その当初、当グループらしい社会貢献とは何か？と考えた時に、それまで当グループで培ってきた「空間ビジネス」の経験を活かせないか？というアイデアが浮かんだんですね。
　当時のボランティア団体様などの活動を調べていったところ、意外にも活動の場所探しに困っている方々が多いということが分かったんです。もちろん、有料での貸出施設は多々あったのですが、それでは活動に相当な負担がかかってしまう･･･。ならば、そんな方々の負担を極力無くし、使い勝手の良い空間（スペース）をご提供することで、皆様の活動の手助けがしたいといった思いが強くなりました。

■「子ども」にフォーカスする理由は？

福田：
　世の中には、様々なボランティア団体様・NPO法人様がいらっしゃいますが、当グループの考えに『絶対弱者は誰か？』というものが常にあり、状況や環境によって“がんばりたくてもがんばれない＝子供”を支援したいという思いがあり、現在の「がんばれ！子供村」の開村へ繋がったんですね。
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「がんばれ！子供村」とは・・・
　障がいをお持ちのお子様や、母子家庭など経済的な困難を抱えているご家庭のお子様、そのほか様々な事情で悩んでいるお子様、またそれらのお子様を支援したいと考えている大人の方を対象に、「がんばれ！子供村」ビルのフロアや設備を全て無料で貸し出しています。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0Mjg2MCMxNzI2MzEjNDI4NjBfWExJblllRmdSRi5KUEc.JPG ]

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　おかげ様で「がんばれ！子供村」は開村からこれまで、合計9,400件を超える団体様にご利用いただいてきました。また、無料の施設貸し出しによる社会貢献以外にも、ひとり親や病気を抱えたご家族様を、毎年夏にグループ企業である伊豆のリゾートホテルへ無料ご招待をさせていただいています。さらに、3年前にはインドネシアに小学校を寄贈する活動も叶いました。

■「こども食堂」を始めたきっかけを教えてください。

三代：
　今年の1月に、私が運営を担当する「健康カフェ「パセラ珈琲店 南池袋店」」が「がんばれ！子供村」ビルの１FにOPENしまして。それをきっかけに、もう一度、我々の原点に立ち返り「子供の為にできることはないか？」と考えていた時に…ちょうど、共働きやひとり親による“子供の孤食”が社会問題として取り上げられていたんです。そこで、「がんばれ！子供村」がある、この雑司ヶ谷という地域でも、子供の孤食問題があるのではないか？最初はどれだけのニーズがあるか分からなかったんですが、地域の子供たちのためになるのであれば、『こども食堂』を開いてみよう！」となったのが、始めたきっかけですね。現状は、パセラ珈琲店南池袋店で毎週水曜日16時〜18時という時間限定で実施をしています。

■最近、全国で拡がりをみせている子ども食堂ですが、ほかの子ども食堂と当店との違いを教えてください。

福田：
　始めてからようやく半年になりますが、これから子ども食堂の実施を計画している方々からのお問合せや視察のお申し入れを度々いただいておりまして。そうしたことでも、全国的に子ども食堂が拡がりをみせていると実感しています。
　当グループの運営する「こども食堂」の特徴といえば、一般的な子供食堂が「ボランティア団体」による運営が多いところ、私たちニュートン・サンザグループという「企業」が運営している点ではないかと思います。通常営業している店舗の一角を利用し、社員が、お客様と同じように子供たちへも接する。企業として収益活動を行いながら、同時に、我々の出来る範囲で無理なく行える身の丈にあった福祉活動、というバランス感を大切にしています。

■「こども食堂」で提供する食事や、利用者の様子を教えてください。

福田：
　まず、実施初回から変わらず提供しているのが、“栄養満点カレーセット”ですね。パセラ珈琲店で提供しているスパイスの効いた大人向けのものとは別に、「こども食堂」のために、お子さんが食べやすいような家庭的なカレーを手作りしているんです。

三代：
　そうなんです。食べやすいように、じゃがいもやにんじん、玉ねぎをよく刻んで。お肉はヘルシーな鶏肉にして。あとは、最近、給食などでもよく使用されているひよこ豆も。最後に、ゆで玉子も添えます。栄養満点でボリューミーなカレーですよ！さらに、フルーツと牛乳もつけて、子供たちの健康を考えたバランスの良い食事にしています。「家であまりカレーを食べない子供たちも、ここだと美味しいみたいでよく食べるんですよ」と仰ってくださるお母様や、「にんじんが嫌いだけど、ここのは小さくて柔らかくて美味しい」と、野菜嫌いでも残さず食べてくれる子供たちの言葉を聞きます。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0Mjg2MCMxNzI2MzEjNDI4NjBfWWNyYldOaWFKeS5KUEc.JPG ]


福田：
　実施当初から、やはり、親御様が働いているご家庭のお子さんが多くいらっしゃいますね。最近は、どんなお子さんが来店してくれたかな？

三代：
　近所のお子さんたちで、いつも兄弟で来店して食事をとって、少し遊んで満足したら帰る、という子供たちがいます。あとは、子供たちだけで来店して、食後に遊んでいると、仕事終わりの保護者の方が迎えに来て、帰りは一緒に帰る、というケースもあります。

福田：
　パセラ珈琲店の奥にはカラオケルームがあるので、「こども食堂」実施時間帯にはこの個室を開放して、子供たちに自由に過ごしてもらっています。子供たちは個室に用意してあるブロックなどのおもちゃで遊んだり、絵本を読んだり、ぬり絵をしたり･･･。カレーを食べたあと、子供たち同士そうやって遊んでいますね。

■最後に、「こども食堂」今後の課題・展望を教えてください。

福田：
　今年の5月から始めた「こども食堂」も、少しずつですが利用者も増えてきてリピート率も上がってきていますが、今後もより多くの、「こども食堂」を必要とするお子さんに利用して欲しいですね。「こども食堂」を実施するパセラ珈琲店の2Fは「がんばれ！子供村」無料貸し出しスペースですので、ゆくゆくはこちらがいっぱいになるくらいまで、「こども食堂」を育てて行きたいという思いがあります。「こども食堂」を通じて、子供たちのコミュニティ空間の創出ができればと願っていますね。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0Mjg2MCMxNzI2MzEjNDI4NjBfTHJvd3lnUndnWS5KUEc.JPG ]


■ありがとうございました。


■『こども食堂』概要
実施日時：毎週水曜日16時〜18時
料金：100円(税込)
利用対象：小学生のお子さん
内容：カレーライス 、お飲み物、フルーツ
実施店舗：健康カフェ パセラ珈琲店 南池袋店
所在地：〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3-12-9 「がんばれ！子供村」ビル1階
営業時間：10時〜20時
電話番号：0120-759-821（パセラ珈琲店 南池袋店へ繋がります）
URL：　http://www.pasela.co.jp/shoplist/pasela-coffee/

【健康カフェ パセラ珈琲店 南池袋店について】
　パセラ珈琲店 南池袋店は、総合レジャーサービスを提供する株式会社ニュートンが運営する地域密着型のコミュニティカフェです。「健康的」と「地域の触れあい」をコンセプトにした当店では、淹れたてのホットコーヒーをはじめ、アサイー等スーパーフードを取り入れたヘルシーなメニューが楽しめます。また施設面では、掲示板の設置やマッサージチェア、パーティー個室も設け、地域の皆様の触れあいの場、憩いの場としてご利用頂けます。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0Mjg2MCMxNzI2MzEjNDI4NjBfak50ZW91VnpFVC5qcGc.jpg ]
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[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0Mjg2MCMxNzI2MzEjNDI4NjBfZFlGb1B2eGtjYS5qcGc.jpg ]


【株式会社ニュートンについて】
本社：〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-4-10 KDX東新宿ビル7F
代表者：代表取締役社長（グループCEO）　荻野勝朗
設立：1986年9月
電話番号：03-5155-1650（代表）
URL：　http://www.newton-co.jp/index.html
事業内容：総合レジャーサービス

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名：株式会社ニュートン
担当者名：広報課　杉崎 悠紀
TEL：03-5155-1650
Email:koho@newton-co.jp



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