A. 当事業におきましては、『モンスターハンター:ワールド』(プレイステーション4、Xbox One用)が記録的な大ヒットにより販売拡大のけん引役を果したほか、収益向上に大きく寄与いたしました。また、『バイオハザード7 レジデント イービル』(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)や『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』(Nintendo Switch用)が堅調に推移したほか、『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』(Nintendo Switch用)もスマッシュヒットを放ちました。
B. 一方で、昨年9月発売の欧米をターゲットにした『マーベルVS. カプコン:インフィニット』(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)は、軟調に展開いたしました。他方、現状の局面打開に向けて提携戦略等の事業改革を推進中のモバイルコンテンツは、『モンスターハンター エクスプロア』が安定した人気を持続するとともに、IP(知的財産)を用いたライセンス収入が奏功しました。
C. この結果、売上高は741億41百万円(前期比26.3%増)、営業利益191億3百万円(前期比72.2%増)となりました。
(2) アミューズメント施設事業(単位:百万円)
2017年3月期:2018年3月期:増減率
売上高:9,525:10,231:7.4%
営業利益:752:879:17.0%
営業利益率:7.9%:8.6%:‐
A. 当事業におきましては、女性や訪日客など新規ユーザーの増加による回復基調のもと、顧客ニーズに対応したゲーム機の設置や各種イベントの開催、サービスデーの実施等の集客展開により、親子連れなど新規顧客の取り込みやリピーターの確保に取り組むとともに、店舗運営コストの削減に努めてまいりました。
B. 新規出店といたしましては、2店舗をオープンするとともに、2店舗閉鎖いたしましたので、施設数は36店舗となっております。
C. この結果、売上高は102億31百万円(前期比7.4%増)、営業利益8億79百万円(前期比17.0%増)となりました。
(3) アミューズメント機器事業(単位:百万円)
2017年3月期:2018年3月期:増減率
売上高:16,856:7,803:△53.7%
営業利益:5,106:△764:‐
営業利益率:30.3%:‐:‐
A. 逆風下のパチスロ機部門は、『バイオハザード リベレーションズ』が原価率の低減により一定の利益を確保することができたものの、近年の型式試験方法の変更が大きく響き、苦戦を余儀なくされました。
B. また、業務用機器部門につきましてもメダルゲーム『モンスターハンター メダルハンティングG』が安定した人気に支えられ底堅い売行きを示しましたが、商材不足は否めず同事業は総じて軟調に推移いたしました。
C. この結果、売上高は78億3百万円(前期比53.7%減)、営業損失7億64百万円(前期は51億6百万円の営業利益)となりました。