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2025年12月23日 11時 [コンピュータ・通信機器/研究・調査報告]

Counterpoint Research HK Limited

2025年第3四半期ファウンドリー2.0のグローバル市場における売上高を発表〜TSMCとASEの牽引で前年同期比17%増の850億ドルに急伸〜

カウンターポイントリサーチ (英文名: Counterpoint Research 以下、カウンターポイントリサーチ社)は、2025年第3四半期ファウンドリー2.0のグローバル市場における売上高は、前年同期比17%増の848億ドルに達したという調査結果を含むFoundry Revenue, Yield and Utilization Rate by Node Trackerによる最新調査を発表致しました。


半導体業界は、グローバルなAIブームを収益ドライバーとして、製造(フロントエンド)と組立・検査(バックエンド)の高度な統合が進む「Foundry 2.0」時代に本格的に突入しました。カウンターポイントリサーチ社の最新調査「Foundry Revenue, Yield and Utilization Rate by Node Tracker」によると、ファウンドリー2.0のグローバル市場における2025年第3四半期の売上高は前年同期比17%増の848億ドルに達しました。二桁成長は主に、フロントエンドの製造とバックエンドの次世代パッケージングの双方でAI GPU需要が堅調に推移したことにより実現したもので、TSMCなどの専業ファウンドリーが成長を主導し、中国系ベンダーも国内補助金プログラムの追い風を受けた形です。

チップ製造のみに焦点をあてた、従来の「ファウンドリー1.0」の定義では、現在の業界におけるダイナミクスを捉え切れなくなっています。カウンターポイントリサーチ社が定義する「ファウンドリー2.0 ( Foundry 2.0 )」は、専業ファウンドリー、非メモリのIDM(Integrated Device Manufacturer)、OSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)企業、フォトマスクサプライヤーを対象範囲に含めます。カウンターポイントリサーチ社リサーチVPのNeil Shahは次の通り述べています。「企業は“製造ラインの一部”から、“技術統合プラットフォーム”へと役割を移しています。この変化は、より緊密な垂直統合、迅速なイノベーション、そしてAI時代に不可欠なシステムレベル最適化に向けた、より深い価値創出を可能にします。」

図1:
セグメント&レベニュー(%)別ファウンドリー2.0市場シェア・2025年第3四半期と2024年第3四半期の比較


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNjcyODQjNzc3NDVfU0RHSldEZ1dkWS5wbmc.png ]
出典: カウンターポイントリサーチ社

2025年第3四半期における主要トピック

・TSMCが突出
専業ファウンドリーの中でもTSMCは市場平均を上回る成長を継続しました。売上高は前年比41%増となり、Apple向け主力スマートフォンソリューションの3nmの増加と、NVIDIA、AMD、BroadcomなどAIアクセラレータ顧客向けの4/5nmのフル稼働がその主な要因です。一方で、4/5nmノードの逼迫した稼働状況が、TSMCの第4四半期の売上成長を制約する要因となっています。ただし、TSMCの強力かつ信頼性の高い次世代パッケージング能力は、2026年も売上成長を押し上げ続ける見込みです。

・TSMC以外の専業ファウンドリーは緩やかな成長に
TSMC以外の専業ファウンドリー各社は、2025年第3四半期に合計で前年比6%増と緩やかな成長にとどまりました(2025年第3四半期の前年同期比11%増から減速)。ただし、中国拠点のファウンドリーは、関税前倒し需要による受注が全般的に弱まる中でも、国内政策の支援を受けて前年比12%増と相対的に好調でした。

・非メモリIDMが回復
非メモリIDMは前年比4%増で成長へと復帰し、在庫調整サイクルの終了を示唆しました。Texas Instrumentsは14%増で回復を牽引し、STMicroelectronicsも減速の緩和が見られました。

・OSATの好況が継続
OSATセグメントは引き続き活況で、2025年第3四半期の売上高は前年比10%増となりました(2024年第3四半期の前年同期比5%増から加速)。この四半期における最大の成長の要因はASE/SPILであり、AI GPUおよびAI ASIC需要に対応するため、TSMCからの受注の一部が波及したことを背景に、FOCoS(Fan-Out Chip on Substrate)ソリューションが恩恵を受けた形です。2026年には大幅な生産能力増強(前年比+100%)が見込まれ、OSATベンダーの2025〜2026年の主要成長ドライバーはAI GPUおよびAI ASICになると私たちは予測しています。

図2:
ファウンドリー2.0市場におけるレベニューシェアと前年同期比成長率・2025年第3四半期と2024年第3四半期の比較


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNjcyODQjNzc3NDVfZXB4SVVKdlJZSS5wbmc.png ]
出典: カウンターポイントリサーチ社

年後半の見通しに関して、カウンターポイントリサーチ社シニアアナリストJake Laiは次の通り述べています。
「主要な売上成長ドライバーが稼働上限(4/5nmのフル稼働)に達し、さらにCoWoS能力にも制約がある中で、2025年のファウンドリー市場全体の成長を牽引するTSMCが、Q4に再び大きな前四半期比の売上成長を達成する可能性は高くありません。その結果、ファウンドリー2.0市場全体の通年売上成長率は概ね15%前後になると予測します。専業ファウンドリー市場は前年比26%成長が予測され、今後数四半期に渡るAI GPUおよびAI ASICの継続出荷を背景に、市場拡大の最大の貢献領域となる見通しです。」

次世代パッケージングの動向に関して、カウンターポイントリサーチ社シニアアナリストWilliam Liは次の通りコメントしています。
「AI GPUおよびAI ASIC市場では、NVIDIAとBroadcomが最も重要な役割を担っており、両社の需要変動はCoWoS需要全体に大きな影響を与えます。2026年、TSMCは主にNVIDIAのAI GPU、すなわちBlackwellおよびRubinプラットフォームの生産に注力する見通しです。これはOSATにとって戦略的な機会を生みます。BroadcomなどはCoWoS-S能力を確保するため、TSMC以外のパートナーシップを模索する必要があります。この波及需要は、特に2026年のAMDのVeniceおよびNVIDIAのVeraプラットフォームに向けて、2025年以降もASE/SPIL拡張の勢いを支える主要因になるでしょう。」


本プレスリリースに関する詳細並びに情報は、こちらからご覧いただけます。
https://counterpointresearch.com/en/reports/foundry-revenue-utr-by-node-tracker-q3-2025

*本プレスリリースは2025年12月22日に発表された英語プレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。
https://counterpointresearch.com/en/insights/global-foundry-2.0-market-Q3-2025-revenue

今回の発表は、チャネル情報、POSデータ、ディストリビューターアンケート調査、公開データなどボトムアップデータソースとトップダウンリサーチの組み合わせによるカウンターポイント社独自の調査方法で実施したものです。 (調査時期:2025年7月1日〜2025年9月30日)
【カウンターポイントリサーチ社概要】
テクノロジーエコシステム全体にわたる製品を専門とするグローバル市場調査会社です。世界の主要なイノベーションハブ、製造クラスター、商業センターに拠点を構え、スマートフォンOEM、チップメーカー、チャネル企業、大手テクノロジー企業など、幅広いクライアント様にサービスを提供しています。経験豊富な専門家が率いる当社のアナリストチームは、経営幹部から戦略、アナリストリレーション(AR)、市場情報(MI)、ビジネスインテリジェンス(BI)、製品・マーケティングの各分野のプロフェッショナルまで、企業全体のステークホルダーと連携し、市場データ、業界のソートリーダーシップ、コンサルティングといった幅広いサービスを提供しています。
公式ウェブサイト: https://japan.counterpointresearch.com/



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