A. 当事業におきましては、前期に大旋風を巻き起こした看板タイトル『モンスターハンター:ワールド』(プレイステーション4、Xbox One用)がユーザー層の拡大により人気が持続したほか、パソコン向けスチーム版も好調に推移したことにより利益を押し上げるとともに、同じく海外向けに投入した『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』(Nintendo Switch用)が安定した人気に支えられ順調に伸長するなど、モンスターハンターシリーズが業績向上のけん引役を果しました。
B. また、『ロックマン11 運命の歯車!!』(プレイステーション4、Nintendo Switch、Xbox One、パソコン用)および提携タイトル『レッド・デッド・リデンプション2』(プレイステーション4、Xbox One用)が底堅い売行きを示すとともに、昨年末に発売した『鬼武者』(プレイステーション4、Nintendo Switch、Xbox One用)も堅調な出足となりました。
D. この結果、売上高は478億55百万円(前年同期比55.2%増)、営業利益152億88百万円(前年同期比144.3%増)となりました。
(2) アミューズメント施設事業(単位:百万円)
前第3四半期:当第3四半期:増減率
売上高 7,632:8,082:5.9%
営業利益 815:868:6.5%
営業利益率 10.7%:10.7%:-
A. 当事業におきましては、身近な娯楽施設として多様な顧客に対応したゲーム機の設置やサービスデーの実施、各種イベントの開催等によりリピーターや中高年齢者、女性、親子連れに加え、訪日外国人(インバウンド)など幅広い客層の取り込みに努めてまいりました。また、新機軸として昨年11月からスマートフォンやパソコンの遠隔操作によるオンラインクレーンゲーム「カプコンネットキャッチャー カプとれ」を開始いたしました。
B. 当期間は、2店舗をオープンするとともに、1店舗を閉鎖しましたので、施設数は37店舗となっております。
C. この結果、80億82百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益8億68百万円(前年同期比6.5%増)となりました。
(3) アミューズメント機器事業(単位:百万円)
前第3四半期:当第3四半期:増減率
売上高 7,711:3,231:△58.1%
営業利益 2,128:△639: -
営業利益率 27.6%:- : -
A. パチスロ機部門は、市場縮小基調のもと『バイオハザード イントゥザパニック』や『ストリートファイターV』等を発売したものの、消費マインドの低下やホールオペレーターの投資抑制などにより、伸び悩みました。
B. また、業務用機器部門につきましても商材不足により終始苦戦を強いられるなど、同事業は全体として軟調に推移いたしました。
C. この結果、売上高は32億31百万円(前年同期比58.1%減)、営業損失6億39百万円(前年同期は営業利益21億28百万円)となりました。