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(2012-03-19 00:00:00)
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(2012-02-28 12:00:00)
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2022年02月19日 23時 [教育業績報告]

一般社団法人協働型災害訓練

SDGsx防災を学ぼう!2月10日・11日災害支援学習イベント「第9回協働型災害訓練in杉戸〜SDGs×防災〜」を開催しました!

東日本大震災以降、2014年より毎年開催している災害支援学習イベント「第9回協働型災害訓練in杉戸〜SDGs×防災〜」を2月10日(木)・11日(金・祝)に開催しました。今回は、一昨年から続くコロナ禍を受けて「SDGs×防災〜アフターコロナの災害対応CDT2022〜」がテーマ。さまざまなケーススタディやICS(現場指揮システム)を用いて、将来発生し得る大規模災害発生時に即時助け合いの対応ができる仕組みを学ぶ場として、2日間でのべ200名が参加し、これからの時代を見据えたニューレジリエンスの数々を体感する場となりました。


数々の災害支援の経験と教訓を活かした地域防災活動を推進している一般社団法人協働型災害訓練(所在地:埼玉県東松山市、代表理事:豊島亮介)は、2022年2月10日(木)・11日(金・祝)の2日間、大規模災害や巨大災害に対応するためのポイントを学ぶイベント「第9回協働型災害訓練in杉戸〜SDGs×防災〜」を開催しました。両日とも9時〜17時30分、会場は「彩の国いきいきセンターすぎとピア」(埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根4742-1)にて行い、同時にオンライン(zoom)で日本全国、全世界からも多くの参加者があり、2日間でのべ200名が集結しました。

▼「協働型災害訓練in杉戸」公式ウェブサイト:https://www.icsjapan.org/


■東日本大震災後、2014年より毎年開催の災害支援学習イベント。
今年はアフターコロナの「SDGs×防災」がテーマ

「協働型災害訓練in杉戸」は、「つながることは備えること(作家・天童荒太)」を合言葉に、災害支援についてつながり・学び・備える機会として、2014年より毎年開催しているイベントです。東日本大震災の経験と教訓を生かすべく、平成25年度国土交通省広域的地域間共助推進事業としてスタートしました。

9回目となる今回のテーマは、「SDGs×防災〜アフターコロナの災害対応CDT2022〜」。一昨年から続く新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により私たちの日常が少しずつ変わるなか、社会・経済・生活といった面だけではなく、防災や減災においてもアフターコロナを視野に入れた活動が広まるパラダイムシフトの渦中にあります。
そうした状況下にある今年の「協働型災害訓練in杉戸」では、これからの時代を見すえたニューレジリエンスの数々を、2015年に国連サミットで採択された「2030年までに達成すべき持続可能な開発目標(SDGs)」が防災分野においてどう影響しているのかを考えながら学びました。
2日間に渡り、各分野で活躍する10名の講師によるSDGs視点での防災の取り組みやケーススタディの講演。2日目の後半は、米国で誕生した災害版ISOとも呼ばれるICS(Incident Command System:現場指揮システム)を用いて学ぶ実践講座として、行政職員と市民や災害対応経験のあるNPOメンバーが同じテーブルで、将来発生し得る大規模災害発生時に即時助け合いの対応ができる仕組みをつくる図上訓練を実施しました。

主催:杉戸町・富岡町・川内村地域間共助推進協議会、一般社団法人協働型災害訓練(CDT)
共催:立正大学地球環境科学部、市民キャビネット災害支援部会・スマートICT部会
協力:埼玉県危機管理課・共助社会づくり課、株式会社ゼンリン、防災備蓄収納プランナー協会、WOTA株式会社、株式会社EnPal、東埼玉総合病院、埼玉県防災士会、全日本救助犬団体協議会、公益社団法人ユ二バーサル志縁センター、NPO法人フードバンク埼玉、埼玉県災害ボランティア団体ネットワーク「彩の国会議」、埼玉県キャンプ協会、災害リスク評価研究所、code for saitama、ホワイトボックス、日本社会福祉事業協会、他


■「第9回協働型災害訓練in杉戸〜SDGs×防災〜」講師陣紹介

【SDGs9】産業と技術革新の基盤をつくろう
題名 危機に強い組織ってどんな組織?
氏名 島崎敢(名古屋大学 特任准教授・防災科学技術研究所 客員研究員)
経歴 東京都練馬区出身。
早稲田大学人間科学学術院助教、防災科学技術研究所特別研究員を経て2019より現職。
トラックの運転手だった経験を活かし交通心理学に関する研究を手がけ、日本交通心理学会最優秀発表賞も受賞している。
安全な社会を目指す心理学者。
http://shimazakikan.com/

【SDGs6】安全な水とトイレを世界中に
題名 コロナ禍の水対策
氏名 金藤純子(WOTA株式会社営業本部長補佐、株式会社EnPal代表取締役)
経歴 倉敷市真備町出身。
神戸大学法学部国際関係論専攻。JTBで情報企画室等を経て、流通小売業向けシステム開発会社へ。
2007年より専務取締役として流通小売業、商業施設のCRM、出退店動向分析に従事。
西日本豪雨で自宅が全壊した経験をきっかけに2020年6月ICTを活用した防災啓発など社会課題の解決に取り組むEnPal起業。被災した真備町の避難所に設置されたWOTA BOXや WOSHの普及につとめている。
防災士/SC経営士
https://wota.co.jp/
https://en-pal.co.jp/

【SDGs11】住み続けられるまちづくりを
題名 地図を活用したプログラミング教材で減災
氏名 末吉実/福西正浩(株式会社ゼンリン)
経歴 株式会社ゼンリンは、地図情報の調査・制作・販売を行う国内最大手の地図情報会社。
2021年、地図を活用したプログラミング教材「まなっぷ」の提供を開始。
地図上でプログラミング的思考が学べ、社会科や総合学習などの既存教科の学びにつながる。
https://www.zenrin.co.jp/product/category/education/manap/es/

【SDGs5】ジェンダー平等を実現しよう
題名 3度の災害経験から学んだわたし流忘災術
氏名 柳原志保(歌う防災士しほママ)ONLINE
経歴 宮城県多賀城市出身。
沖縄アクターズスクールなど民間事業を経験し、結婚。2児出産。
離婚後、東横イン支配人時に東日本大震災で被災。その後、熊本県和水町へ移住。
2016年、2019年、2020年地震や豪雨で自宅避難を経験。 
防災士、栄養士など
http://soboku.org/bousai/

【SDGs3】すべての人に健康と福祉を
題名 コロナ禍の災害対策とSDGs
氏名 中野智紀(東埼玉総合病院 医師/在宅医療連携拠点菜のはな 室長)
経歴 獨協医科大学(H13年卒)、JMA東埼玉総合病院勤務。
北葛北部医師会地域包括ケア理事、埼玉医科大学非常勤講師、糖尿病学会認定指導医・専門医、内閣官房IT戦略本部の医療情報化に関するタスクフォース構成員を務めた。
第5回プライマリケア連合学会地域ケアネットワーク優秀賞受賞。
日本糖尿病学会認定指導医・専門医/日本内科学会認定内科医他
http://saitama.jinai.jp/
http://www.saitama-tonet.jp/

【SDGs10】人や国の不平等をなくそう
題名 コロナ禍における避難所対策
氏名 大澤サユリ(埼玉県防災士会/埼玉県災害ボランティア団体ネットワーク彩の国会議)
経歴 平成16年新潟県三条水害・中越地震で救援活動を開始。
東日本大震災では、埼玉スーパーアリーナでの避難者支援を防災士会として担う。
その後も全国各地での救援活動を行いながら自治体・団体の防災講座・訓練講師として活躍中。
http://bousai-saitama.rdy.jp/
https://www.saitamaken-npo.net/sainokunikaigi/

【SDGs2】飢餓をゼロに
題名 備蓄食をいかす仕組みづくり
氏名 長柴美恵(防災備蓄収納プランナー協会)
経歴 東京都生まれ。埼玉県育ち。
2006年3月以降、「整理収納お片付けコンサルタント」として活動。
2012年10月東北応援チームを設立し、仮設住宅での収納作業など5年に渡る活動を経験。
2016年6月「防災備蓄が当たり前の日本」を目指し、防災備蓄収納プランナー協会を設立。
現在も多方面で活躍し、防災備蓄のための収納プランナーの育成を行っている。
https://bichiku-shunou.or.jp/

【SDGs12】つくる責任、つかう責任
題名 フードバンク埼玉xSDGsへの挑戦
氏名 永田信雄(フードバンク埼玉)
経歴 労働金庫職員として勤務し、2010年から埼玉県労働者福祉協議会に出向。
東日本大地震では、埼玉スーパーアリーナでの避難者支援を担当する。
その後、企業などから提供された食品配布を契機としてフードバンク活動を開始。
協議会設立を経て、2017年にNPO法人化、2021年より事務局専従。
https://foodbanksaitama.jp/

【SDGs17】パートナーシップで目標を達成しよう
題名 協働型災害訓練1&2~IPW版協働型訓練DX~
氏名 後藤真太郎(立正大学 地球環境科学部 教授)
経歴 岐阜県出身。専門は地理情報システム(GIS)。
三菱総研勤務を経て、1993年金沢工業大学助教授。
1997年ナホトカ号重油流出事件ではGISを活用し漂流ルートの予測などを行う。
1999年立正大学助教授、2003年から同大学教授。
2013年にスタートした協働型災害訓練では、ICSを用いた訓練を主導し、
地域活動にも参画し、文化財保護や環境保護にも尽力している。
工学博士/国土地理院産学官地理空間情報連携協議会会長/Code for SAITAMA代表他
https://shimin-cabinet.net/
https://www.code4saitama.org/


■「協働型災害訓練in杉戸」のプログラム特徴
大規模災害時には一人でも多くの命を助けるために、効率的かつ統一された災害対応が必要になります。「協働型災害訓練in杉戸」のプログラムは、以下5つの点を意識した内容で構成し、災害対応を学びます。

1.世界水準のICSを活用した訓練
2.プロを招聘したケーススタディ
3.避難所開設実践プログラム
4.連携を活かした体験プログラム
5.協働型災害訓練アウトプット

今後はさらに、「防災教育の強化:サードセクター内における標準化と対応力の強化」、「行政との連携強化:自治体の積極参加と全国的な防災協定の締結の推進」、「サードセクター内での連携強化:限られた資源を有効活用し、より効率的な連携推進」という3つの内容強化を図る予定です。


■次回「第10回協働型災害訓練in杉戸」について
 東日本大震災以降、2014年より毎年開催している災害支援学習イベント「協働型災害訓練in杉戸」も、次回は第10回目の開催となります。
1日目(2/24金を想定)は、防災食フェア(企業スポンサー出展、行政との商談スペースを設置) 、専門家による講演。2日目(2/25土を想定)は、アウトドアフェア(企業スポンサー出展、ワークショップあり)、ICS座学と訓練(ボードゲーム化のパイロット版公開予定)。両日ともオンライン参加も可能にする予定です。次回も是非ご期待ください。
 これまでの9年間は、行政(1stセクター)とNPO(3rdセクター)を繋ぐ場として運営してきました。10年目からは、企業(2ndセクター)を加え、協働型災害訓練を1st・2nd・3rdセクターを有機的に繋ぐ場として開催して参ります。多くの皆様のご参画をお待ち申し上げております。


【一般社団法人協働型災害訓練について】
所在地:〒355-0034 埼玉県東松山市柏崎534-5 埼玉NPOハウス内
代表者:代表理事 豊島亮介
設立:2018年8月
電話番号:0493-81-7774
URL:http://www.icsjapan.org/cdt
事業内容:協働型災害訓練の企画運営、防災リテラシー向上ためのセミナーやフォーラムの開催、防災コンテンツの普及促進、災害支援オーガナイザーの育成と派遣、など


【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:杉戸町 くらし安全課
担当者名:奥貫・瀬田(消防・防災担当)
TEL:0480-33-1111(内線:288)
Email:cdt.icsjapan(a)gmail.com


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【2/10土】16:15〜【フィーメイルxテクノロジー】〜パネルディスカッション・フェムテックと防災〜

2024年02月10日 [業績報告]
【1日目終了】第11回協働型災害訓練in杉戸〜Femtech Resilience(フェムテック レジリエンス)・女性目線の防災を考える〜

2024年02月10日 [告知・募集]
【2/10土】15:15〜【授乳xテクノロジー】〜授乳服でもっと世界を変えていく・モーハウス25年の挑戦〜

2024年02月09日 [告知・募集]
【2/10土】14:15〜 【抱っこ紐xテクノロジー】〜親子が安全に避難するために〜




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