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(2012-03-19 00:00:00)
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(2012-02-28 12:00:00)
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(2012-01-17 16:00:00)
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(2012-01-17 10:00:00)

 
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2023年10月26日 10時 [教育技術開発成果報告]

独立行政法人国立高等専門学校機構

【函館高専】GEAR5.0(介護・医工連携)「はこだて防災マルシェ」に参加

 独立行政法人国立高等専門学校機構 函館工業高等専門学校(北海道函館市 校長:阿部 恵、以下「函館高専」)は、2023年9月30日(土)に開催された「はこだて防災マルシェ」に参加しました。


【実施目的】

 はこだて防災マルシェは、「誰ひとり取り残さないまち函館」をコンセプトに、函館市民の防災・減災意識向上を推進するため、函館市民がテーマパークを巡るように楽しみながら防災に触れ、学ぶことができるイベントです。イベントの開催を通じ、函館の防災に関わる多様な主体が“顔と顔のわかる関係”を構築し、まさかの災害の時に連携して種々の対応が行える関係性を醸成する、そのような目的をもって開催されています。


【函館高専の出展概要】

 函館高専は、 GEAR(ギア)5.0事業の一環として、 昨年度に引き続き、函館視力障害センター及び公立はこだて未来大学と合同出展しました。本校からは学生3名と教員2名が対応し、高齢の方や障害のある方の防災を支援する技術として、専攻科のPBL(課題解決型学習)や本科の卒業研究での取り組み内容の一部を公開しました。具体的には、GEAR5.0事業の内容を含む4枚のポスター掲示のほか、「避難所での要配慮者の情報把握システムの紹介」と「二次元バーコードを備えた缶バッジ製作のデモ」、「避難生活中の簡単な心拍チェックを行うシステムの紹介」と「市販品を利用した成果品の展示」、さらには「視覚障がい者の方向けの消音傘の紹介」と装着が容易な「成果品の展示」を行いました。


【今後の展望】

 今回の展示では、特に災害時にインターネットを介さずに情報の取得が可能な、缶バッチを使用した要配慮者用情報把握システムに関して関係者や来場者から実用化の要望をいただいたため、スマートフォンアプリとの連携も含め、機能の充実を図りたいと考えています。


【開催概要】

 主催 函館市女性会議
 企画運営 はこだて防災マルシェ2023実行委員会
 参加機関 函館地方気象台、NHK函館放送局
 協賛 北海道ガス株式会社函館支店、美容室シザーハンズ、大鎌電気株式会社、経堂・小倉庵
 後援 北海道教育庁渡島教育局、函館市、函館市教育委員会、社会福祉法人函館市社会福祉協議会、北海道新聞函館支社、函館新聞社、NHK函館放送局、HBC函館放送局、STV函館放送局、HTB函館支社、NCV函館センター、FMいるか
 開催日時 2023年9月30日(土)10:00〜15:30
 開催場所 函館市地域交流まちづくりセンター(函館市末広町4番19号)


【函館高専からの出展】

<避難所での要配慮者用情報把握システム>
 本研究では、避難した要配慮者の必要な支援、本人の情報について避難所運営者が速やかに把握でき、かつ普段から身に着けておける方法として、必要な情報を記憶した二次元コードを備えたヘルプマークのような缶バッジを活用したシステムを提案します。このシステムは災害時利用を想定しているため、インターネットを介さずに二次元コードから直接情報を取得し、読み取った情報を表示させます。使用する缶バッチは普段使いも出来るようなPOPなデザインを検討します。本イベントでは来場者にシステムの説明をするとともに、缶バッチのデザインやシステムの運用方法について意見をいただきました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MDM5NCMzMjY4ODgjODAzOTRfcEhpdm9jWUVPUi5wbmc.png ]
<避難生活中の簡単心拍チェッカー>
 長期にわたる避難生活はストレスにより循環器系に大きな負荷がかかります。特に高齢者を中心に避難生活中の心疾患が多く報告され、継続的な健康観察が必須です。しかしながら、多くの避難所は医療物資、人手ともに不足するため、実現は困難な状況です。
 本研究では市販のスマートウォッチを利用し、簡単に心拍の状況を把握できるシステムを開発しました。多くのスマートウォッチには心拍計測アプリが付属しているが、小さな画面でのタップ操作は高齢者にとって負担となることが多いです。本システムは文字盤横のボタンを押すだけで心拍数を表示可能です。
 心拍数の大きさにより表示文字の色分けを行い、異常があれば一目で分かるように工夫しました(79以下:青、 80〜100:黒、101以上:赤)。
 本イベントでは来場者に装着してもらい、使用感等意見をいただきました。今後は無線通信による医療機関との連携や様々なスマートウォッチへの対応を目指します。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MDM5NCMzMjY4ODgjODAzOTRfRVpWS0RHV2dBSy5wbmc.png ]
<視覚障がい者の方向けのアシスト消音傘(雨天時の1人での外出支援)>
 本研究では、盲導犬や白杖を使用している視覚機能に障害を抱える成人の方を対象として、雨天時の外出の際に、聴覚情報の妨害となる雨音を抑制し、両手を塞がずに使用できる「視覚障がい者向け消音傘」の開発を目指し、傘に装着する消音アタッチメントと傘を身体に装着する固定アタッチメントのそれぞれを製作しました。結果として、傘に当たる雨音を10dB低減できたほか、傘をしっかり固定でき、両手の自由が可能となりました。
 視覚障がい者の方を対象として開発を行い、機能的に改善の余地はあるものの、来場者からは、特に両手を空けることができることから、高齢者や子供にも有効ではないかとの意見をいただきました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MDM5NCMzMjY4ODgjODAzOTRfcnZoYlpWbFFWdC5wbmc.png ]
【GEAR5.0事業について】

 国立高等専門学校機構が「Society 5.0型未来技術人材育成事業」を推進する中で、各国立高専は令和2年度より未来技術の社会実装教育の高度化プロジェクト・「GEAR 5.0」に取り組んでいます。GEAR 5.0では、「マテリアル分野」「介護・医工分野」「防災・減災・防疫分野(防疫/エネルギー)」「農林水産分野」「エネルギー・環境分野」の5分野において、分野横断的な課題解決のアプローチができる人材の育成プログラム開発に取り組んでいます。
 函館高専は、熊本高専が中核拠点校を務めるGEAR 5.0(介護・医工分野)に協力校として参画しています。本事業はAT(※)技術者の育成を通じた共生社会の実現を目指します。
※AT = Assistive Technology (アシスティブテクノロジー):障害のために実現できなかったこと(Disability)をできるように支援する(Assist)ための技術(Technology)
・GEAR5.0事業について(国立高等専門学校機構):
 https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/gakumu/Society50_KOSEN_GEAR5.0.pdf
・函館高専 GEAR5.0事業ホームページ:
 https://www.hakodate-ct.ac.jp/gear5-at/


◆函館工業高等専門学校について

 函館工業高等専門学校は、函館市及び北海道の熱烈な誘致活動により、昭和37年一期校として設置された高等教育機関。
 技術者に必要な実践的かつ専門的な知識および技術を有する創造的な人材を育成するとともに、実践的研究の水準向上に努めることを教育目的としている。
 2013(平成25年)に産業の多様化に対応するため、従来の5学科から生産システム工学科、物質環境工学科、社会基盤工学科に改組、2018(平成30年)には、専攻科を従来の2専攻から生産システム工学専攻、物質環境工学専攻、社会基盤工学専攻の3専攻に改組した。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MDM5NCMzMjY4ODgjODAzOTRfUVNkamtPYWlXWS5KUEc.JPG ]
【学校概要】
学校名 :独立行政法人国立高等専門学校 函館工業高等専門学校
所在地 :北海道函館市戸倉町
校長名 :阿部 恵
設立 :1962年
URL : https://www.hakodate-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育


◆本リリースに関するお問い合わせ先
独立行政法人高等専門学校機構
函館工業高等専門学校
総務課総務係
TEL:0138-59-6312(平日9時から17時)
e-mail:sohmu@hakodate-ct.ac.jp


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