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2020年04月06日 20時 [金融・保険/研究・調査報告]

株式会社a16

汚染された紙幣とキャッシュレスの関係(新型コロナウイルス感染症COVID-19に関連して)

中国での紙幣洗浄の報道を受けて、汚染された紙幣とキャッシュレスの関係について、著書『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』(祥伝社刊)の内容をアップデートします。以前は汚れによるATM読み取りエラーが問題でしたが、ウィルス汚染のおそれの対策が取られています。また、これらのキャッシュレスへの影響、各国、各社で懸命に取り組みを調査しました。個人レベルでもできうること、最善の方法を考えつつ、行動したいものです。


新刊『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』の内容をプレスリリースでアップデートしています。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1NDAyMiMyMzgzNjUjNTQwMjJfUHJ4T2ZFeGlIQS5wbmc.png ]

今回は汚染された紙幣とキャッシュレスの関係についての補足とアップデートです。


<紙幣が汚いと機械エラーが多くなるので問題だった>

『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』の第3章海外編で、中国でキャッシュレス化が進んだのは、日本と違って中国の紙幣が汚いということも要因の一つではないかと書きました。その一部を抜粋すると、


「中国の紙幣はどれも日本の紙幣に比べて皺くちゃだったり、湿っていたりします。ですから、私は財布でははなくチャック付きのビニール袋に入れています。1元札は15円、10元札でも150円です。ですから汚くなったからと言って、中国政府もすぐにリサイクルするわけにはいかないでしょう。製造するためにはコストがかかります。どの国も公表していないようですが、紙幣の製造コストは1枚10円〜30円くらいと言われています。

日本では、1万円札は4〜5年でリサイクルし、千円、五千円は1〜2年でリサイクルされているそうです。

中国はこの10倍以上のサイクルかもしれません。中国3000年の歴史に比べればあっという間の時間なのかもしれませんね。手元の中国の紙幣を見ると、2005年と書いていました。一枚だけ1999年の一元札がありました。この本の執筆時が2019年ですから、中国の紙幣は14歳。一番古かった1元札はちょうど20歳ですね。それだけ使われると、日本に比べて古くもなりますね。古くなるということは、ATMなどの機械で読み取り不良も発生する確率も上がるでしょうし、偽札と本物のお札の区別もつきにくいかもしれません。 つまり、現金を取り扱うより、スマホのQRコード決済が楽というインフラ上の側面も後押ししているのです。」


このときの記述では、汚れた紙幣について、機械での読み取りエラーについてを問題としていましたが、この本の刊行後に新しい問題が発生しました。


ウィルス汚染の恐れです。


あくまでも「恐れ」です。細菌やウィルスはどこにでもいるものですから、いろんなものに付着しています。ですから、紙幣にも当然付着します。ただ、今回の新型コロナウイルスCOVID-19は人が免疫を持っていない新しく危険度の高いウィルスですので、付着も問題になっているわけです。


<紙幣がウィルスで汚染されると紙幣が媒介する可能性があるという新しい問題>


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1NDAyMiMyMzgzNjUjNTQwMjJfSk1kbXhFTHhMWi5qcGc.jpg ]

2020年2月15日の中国の中央銀行の報告によると、使用済みの紙幣を消毒し隔離する措置を新型コロナウイルス拡散防止対策として取っているとのこと。具体的には、紙幣を紫外線あるいは高温消毒して7〜14日間密封保管し、地域ごとの感染の深刻度に応じて再流通させるという。

さらに、武漢を省都とする湖北省には、40億元の新紙幣を緊急発行しています。


ウィルスは服やモノに付着してもある程度の時間は生き残るとされています。インフルエンザウィルスで48時間程度と報告されています。安全率を考えて、中国の中央銀行では7〜14日間という期間を設けているのだと推測されます。紙幣は手にとり、人と人の間を流通するわけですから、新型ウィルスの感染者が使用した紙幣からの拡散経路も否定できません。それに対しての対策を中国銀行として行っていることは意味のあることだと思います。


ただ、本書『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』でも触れたように、中国では現金決済ではなく、スマホのQRコード決済が主流になっています。ですから、中国では、紙幣を媒介とするケースは減っていると私は思います。まだ現金社会の残っている日本のほうが紙幣による拡散リスクも高いと思われます。紙幣自体がキレイでもウィルスは付着している場合もあるでしょう。


<外国紙幣、日本での対応は?>

念のために、両替してあった中国元、そのほか、過去の旅行のときに残金として残っていた紙幣をみずほ銀行の新宿にある外貨両替ショップに両替に行きました。

店舗ではガラス窓に空いた声を通すための窓の内側にカバーをつけて、新型ウィルスの飛沫対策を施しているようにも見えましたが、単に外気が入ってくるのを防ぎ、エアコンの効率を上げているのかもしれません。手袋着用などの対策はしていないようでした。

都知事の外出自粛の発表の前のことです。具体的には、3月16日です。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1NDAyMiMyMzgzNjUjNTQwMjJfalRjQWpQWld3Sy5wbmc.png ]
中国の元だけでなく、韓国のウォン、ヨーロッパのユーロ、アメリカドルなど手元に持っていた紙幣をすべて換金しました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1NDAyMiMyMzgzNjUjNTQwMjJfV3dZa0VzSVRTVC5qcGc.jpg ]

14日以上放置していたものですから、私の交換した紙幣にはもし過去のに現地で付着していたとしても、現地のウィルスは残存できていないとは思いますが、店内では、通常のオペレーションで紙幣を保管されていたように思います。人類初めてのウイルスの騒動なので、どう対応するのが正解なのかは誰も答えはもっていないかと思いますので、3月の現状をお伝えてしました。4月6日現在の状況は変わっているかもしれません。


<一見きれいな紙幣でもウィルスには汚染されている可能性がある>

私が仮に、ウィルスに感染して自覚症状がないとすると、私が触ることで、紙幣を通じてウィルスを拡散するおそれがあります。一見きれいな紙幣でもウィルスには汚染されている可能性があります。紙幣は手でやりとりしますから。


本書『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』でも批判して、無記名のネット記事は信頼性が落ちますと書きました。

スーパーで買ったものをすべて洗浄すべきだと書いている人もいました。やれば良いかもしれませんが、現実的には難しいでしょう。洗浄用アルコールも不足していますし。


紙幣も中性洗剤で洗えますという記事もあります。

私は洗剤メーカーに勤務していたこともありますから、科学的な知識もありますが、たしかに注意すれば洗えるとは思いますが、現実的ではありません。

紙は洗うことを前提に作られていませんから。

水分を吸い乾燥すると、伸縮する恐れがあります。通常の状態でも紙幣は伸び縮みしています。例えば、千円札は、新札であれば、15cmの長さですが、財布の千円札を並べてみると、長さが異なるものもあるかと思います。ある程度まではATMなどでも許容されるはずですが、極端なサイズの変化があると、機械に拒絶されてしまうこともあるでしょう。過去にATMでキレイに見えるお札が拒絶されたことがある人は、この伸縮が原因の場合もあったのです。

ウィルス汚染が気になるからと言って、素人が紙幣を洗浄するのはおすすめできません。気になるのだとすれば、紙幣を使わないようにすればよいだけです。


<キャッシュレスだと接触は最小限です>

カードやクレジットカードを使えば、レジで接触する機械は減ります。本書『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』で、イオングループの株主になると、株主優待カードが発行され、それを提示すると、キャッシュバックがもらえるのでお得ですということを紹介しました。

実はこの騒ぎのなか、レジの導線が変わりました。今までは、株主優待カードをお客がレジの店員に渡し、番号をスキャンし、カードがお客に返却されるという導線でした。

つまり、株主優待カードを2名がやりとりしていたわけです。

ですが、ここ数日で、この導線に変化しました。お客自身で株主優待カードをスキャンするように変わりました。その後の電子マネーWAONでの支払いも、もちろん店員との接触はありません。


ウィルス対策にもキャッシュレスは有効です。気になるのであれば、クレジットカードや電子マネーのプラスチックカードであれば、中性洗剤で拭いても問題ありません。プラスチックのコップを洗って拭くのと変わりません。


では、スマホのQRコード決済ではどうでしょう。QRコードをかざして、それをバーコードリーダーで読取るという導線です。接触は最小限です。バーコードの先に仮にウィルスが付着していたとしたら、スマホの画面も汚染されるかもしれませんが、スマホの画面であれば、気になるのであれば、拭き取ればよいでしょう。


アップルが珍しくサポートページで、気になる人は拭き取っても良いというiPhoneへの拭き取りを緩めました。

具体的には、「Apple製品のお手入れ方法」「iPhoneのお手入れをする」のところで、ディスプレイやキーボードや本体外装など硬い表面(多孔質でない素材)ならば、アルコールティッシュで拭っても良い、布や革の部分には不可と表記されました。ただ、アップルの製品の表面はコーティングがなされているので、洗剤や研磨剤で過度にダメージを与えるのはよくないとは個人的には思います。

世界中のアップルストアを閉鎖しているところからも、アップルは今回のウィルス拡散を少しでも緩和しようと努力している姿勢が伺えます。今までは、アルコールでの拭き取りは認めていませんでしたら。


最近の状況として、少し気になったのが、日本円を現金を引き出すための銀行のATMでした。密閉した空間に2つくらいの台数が置かれています。順番に待っている間は、自然とソーシャルディスタンスを取って、外に並んでいるのは、素晴らしいと思いました。中に入ると3蜜です。会話はないので、大丈夫かと思いますが、気になります。この際、できるうる限りキャッシュレスに移行してはいかがでしょう。


各国、各社で懸命に取り組みを始めています。個人レベルでもできうること、最善の方法を考えつつ、行動したいものです。









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株式会社a16のプレスリリース一覧

2020年04月06日 [研究・調査報告]
汚染された紙幣とキャッシュレスの関係(新型コロナウイルス感染症COVID-19に関連して)

2020年02月13日 [告知・募集]
東京から大阪へ往復する運賃で金沢、富山に寄ることができるので、富山で講演いたします。『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』

2020年02月13日 [企業の動向]
郵便局で切手の販売がキャッシュレス化されました。ので、『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』(祥伝社刊)を補完します

2020年02月07日 [製品]
1年間、完全キャッシュレス生活に挑戦した結果を本にしました。   『キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?』(祥伝社刊)




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