アスカティースリー株式会社

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クラシックコミュニケーションからのお知らせ
【重要】配信サービス統合に関するお知らせ
現在ご利用頂いております「VFリリース」につきまして、ユーザビリティの向上、機能追加、品質向上を目的とし、2012年4月1日(日)に「ValuePress!」と配信サービスを統合させて頂く運びとなりました。

配信サービス統合に関する詳細はこちらをご覧下さい。
(2012-03-19 00:00:00)
【重要】経営統合のお知らせ
クラシックコミュニケーション株式会社は、株式会社バリュープレスと平成24年3月1日付けでPR総合支援企業に向けた経営統合を行うことを決定致しました。

詳細はこちらをご覧下さい。


(2012-02-28 12:00:00)
リリースの「業界検索」機能を強化しました。

VFリリース内の「業界検索」機能を強化しました。

(2012-01-17 16:00:00)
Grow!ボタンを設置しました。

ソーシャル環境を調査を目的に「Grow!」ボタンを設置しました。

(2012-01-17 10:00:00)

 
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「情報が気持ちよく伝わる世界を作る!」
アスカティースリー株式会社 代表取締役社長 小林 俊雄

外食産業向けセルフ・オーダー・エントリー・システム「e-menuシステム」の企画・開発・販売を展開する アスカティースリー 株式会社代表取締役社長 小林 俊雄氏にお話を伺いました。(取材日:2007-12-27/聞き手:瀧川 智子)

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  御社の中心事業であるe-menuシステムについてお教えください。  

e-menuシステムとは、飲食店で利用するテーブルオーダー・システムです。お客様がテーブルにあるタッチパネルのモニターをタッチすると、簡単に注文ができます。

通常のテーブルオーダーですと、お客様に呼ばれた店員が、オーダーをとり、ハンディでオーダーを打ち、打ったものが料理として出てきますよね。弊社のe-menuを使うと、お客様がタッチパネルでオーダーをすると同時に、e-menuサーバを通って厨房に設置されたキッチンプリンターに表示されますから、厨房ではすぐに調理に取り掛かれますし、それだけ早くお客様に料理を提供することができます。

e-menuの画面には、料理の内容や会計も表示されます。よって、お客様は料理についての情報や会計の途中経過が分かりますので、自分の懐具合と相談しながら追加注文することもできるわけです。また、料理の注文以外にも、e-menuには占いやゲーム、ショートアニメなど、食事の合間や待ち時間を楽しく過ごせるコンテンツが入っているので、店内が混雑しているときに待ち時間をより短く感じていただくことで、お客様の不満を減らすことができます。

飲食店にはすでに大手会社のPOSやオーダリングが入っているところが多いですが、e-menuシステムの強みは、既存システムとシームレスに繋げられることです。しかもe-menuはハンディーターミナルとオーダーがひとつの機械でできるので、会計がばらばらになるということもありません。



  e-menuの画面メニューを更新することも可能なのですね?  

そうです。店員の方でも簡単に更新できるのが、重要なポイントです。料理のメニューを紹介するだけではなく、使用する食材の産地を表示することもできます。産地は毎日変わることが多いでしょ。毎日更新される産地情報が表示されれば、気遣いのあるお店として、お客様に対してアピールできます。
表示されるメニューの順番を変えることも可能なので、新しいメニューや、人気ランキング、おすすめランキングなど、お店の自慢料理を強調することができます。



  競合企業としてはどんな会社が挙げられますか?  

テーブルオーダー機市場で一番シェアがあるのは、オーダー専用機を作っている会社ですね。オーダー専用機は回転寿しや一部の居酒屋に導入されています。
弊社のe-menuはメニューを紹介し、課金コンテンツや広告モデルなどの情報を多く表示する機能を盛り込む多機能型です。弊社ではこれをハイブリッドと呼んでいます。
単機能型に比べると、e-menuは付加価値型のシステムだし、機械のCPUのスペックや、サーバのスペックも高機能なので、提供価格も高めかもしれませんが、その分、お店にもお客様にも満足度が上がるように作っています。



  e-menuシステムの導入状況、収益源、現在の事業展開を教えて下さい。  

導入店舗数は100店舗で、台数は3,000台です。現在、弊社のe-menuを導入しているのは、追加注文数の多いお店、たとえば焼き肉屋、居酒屋、しゃぶしゃぶ屋などが中心です。

収益源の大きな柱は3つあります。一つ目は、e-menuシステムの販売。二つ目は、e-menuのソフトコンテンツの代金とソフトのライセンス供給。3つ目は、課金コンテンツの収入とシステム保守です。
現在の営業展開は、首都圏と中京圏がメインです。特に名古屋は経済的に活況でもありますし、外食産業が伸びています。中京圏で設立した会社が首都圏に進出して来るケースも多いですね。



  起業に至るまでの小林社長のバックボーンを教えてください。  

もともと私はダイエーグループの中の、ダイエーメデイアソリューションという新規事業を手がける会社にいました。その会社で、コンビニでの予約システムを作る事業に携わっていたのです。
10年以上前、インターネットがこれから流行そうだという状況下でWindows95が発売されましたよね。このとき、Windows95をコンビニで予約することができたのです。世の中はまだインターネットを認めていなくて、コンビニでソフトを売るという発想もなかった時代だったのですが、夜中0時にも商品の引き渡しができたのです。それで、Windows95の予約件数はダイエー全体で売るよりも多かったのですよ。
そしてこのビジネスモデルが、現在のローソンのコンビニ予約システムLoppi(ロッピー)の原点となったのです。Loppiは、タッチパネルでチケットを予約します。私は、Loppiの仕組みをどのように作っていくかという原型の部分の企画開発をしていました。
Loppiのような、マルチメディア対応の情報端末のことをマルチメディアキオスクと呼びます。ローソンのLoppiが導入された後、他社大手のコンビでも同じようなことをしていましたが、コンビニでのチケット予約は、ローソンが一番成功したと思いますよ。その後、ローソンチケットという会社が上場しましたよね。
ダイエーは業態間での競争会社を先回りして作り、伸びる方に経営支援を投入するという指標がありましたので、私は数社の非常勤役員として、IT系のベンチャー企業を支援する仕事も手がけていました。
しかし、やがてITバブルが弾けたわけですね。私はもともと、いつかは独立しようと思っていたし、バブル後の時代でもeコマースの市場はますます大きくなるという考えがあったので、2001年に会社を立ち上げました。



  今後どのような成長戦略をお考えですか?  

これまでは国内市場に向けたビジネスを展開してきましたが、2008年は、北京オリンピックというビッグイベントがありますので、その時に中国の一流のお店で、日本語でオーダーできるシステムを導入したいと考えています。具体的には、「ランゲージ」というボタンがあり、日本語を選択すると、現地で食べる料理などが日本語で表示されるというシステムを提供したいと考えています。

弊社の商品が、海外で通用するためには、簡単にコピーされるものではだめだと思っています。海外に持っていったために、中国や韓国から同じような製品が入ってくるようでは困るわけです。だから真似することができないようにするための技術開発を行っていますし、アライアンスの計画も進めています。



  企業としてどのような目標を掲げていますか?  

今期は5億ほどの売り上げでしたが、来期には急増することが決まっています。2011年に3月期には上場し、同年の12月期には売り上げ60億を目指しています。現在は従業員15名ですが、2011年には、従業員数60名で、従業員1人につき1億の売り上げを想定しています。利益24億、計上利益12億、人件費6億。つまり60人いて人件費6億ということは、従業員1人の平均年収を1千万にするという想定ですね。

弊社のe-menuシステムは、お店の運営を合理化するためや、省力化するためのシステムではありますが、単にそれだけの機械にはしたくはないのです。私にはこだわりがありまして、接客サービスの行き届いたお店へ、今後もより多く導入していきたいと思っています。



  最後に小林社長の事業に賭ける夢をお聞かせください。  

システムに裏打ちされた気持ちのよさを提供していきたいと考えています。単にオーダーするだけの機械をつくるのではなく、ホテルのコンシェルジュのように、気持ちよく情報が伝える存在になりたいですね。ホテルに行くと、私のことを知っているコンシェルジュが、「おいしいワインが入っていますよ」とか「こんなおいしい牡蠣が入っているので、ぜひこのレストランで食べてみてはどうですか」と、さりげなくお勧め料理を教えてくれます。e-menuもそんなコンシェルジュのような役割を担えるところまで進化させたいですね。

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      アスカティースリー株式会社の企業概要

社名:アスカティースリー株式会社
代表取締役社長:小林 俊雄
設立:2001年3月22日
資本金:343,958,000円
住所:東京都千代田区神田須田町1丁目2番地7
Tel.03-3257-3700 Fax.03-3257-3701
URL:http://www.aska-t3.co.jp/
事業内容:
1.外食産業向けセルフ・オーダー・エントリー・システム「e-menuシステム」の企画・開発・販売
2.飲食施設での注文情報・勤怠管理情報システムの構築
3.デジタルコンテンツの企画・デザイン・製作
4.広告集稿業務
5.マーケティング・データマイニング

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