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【重要】配信サービス統合に関するお知らせ
現在ご利用頂いております「VFリリース」につきまして、ユーザビリティの向上、機能追加、品質向上を目的とし、2012年4月1日(日)に「ValuePress!」と配信サービスを統合させて頂く運びとなりました。

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(2012-03-19 00:00:00)
【重要】経営統合のお知らせ
クラシックコミュニケーション株式会社は、株式会社バリュープレスと平成24年3月1日付けでPR総合支援企業に向けた経営統合を行うことを決定致しました。

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(2012-02-28 12:00:00)
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(2012-01-17 16:00:00)
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(2012-01-17 10:00:00)

 
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「メンタルヘルスでプラスパワーを生み出す!」
メンタルアップ 代表取締役 狩野 歩

個人及び企業の従業員向けのカウンセリング事業を手がけるメンタルアップの代表 狩野歩氏にお話を伺いました。(取材日:2008-05-21/聞き手:佐藤 光祐)

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  現在の事業内容をお教えください。  

内容的には大きく3つの柱があります。
ひとつ目の柱は、一般のお客様向けの悩み相談。これは職場や家庭での悩み、また学校での悩みなど、うつ病になる前の悩みも合わせて、カウンセラーが対応するメールカウンセリングです。

2番目の柱が企業内の従業員様向けのメンタルヘルスです。これは対面カウンセリング、メールカウンセリング、その他セミナーや朝礼サービスなどを行なっています。朝礼サービスというのは、弊社の講師が企業の朝礼に伺って、現状の問題に合ったお話をさせていただくことです。企業様に対しては、従業員のうつ病を発見するという目的だけはなく、従業員のモチベーションを上げて離職率を下げ、なおかつ収益を上げるという目的で、その企業の実情に応じたサービスを提供していますので、コンサルティング的な要素も含まれます。収益的にはこの事業が現在の中心です。

3番目の柱は、一般ユーザー様向けと企業の従業員様向けに、フィットネスやスパなどの癒し空間でカウンセラーをアウトソーシングする事業です。対面カウンセリングと、身体を動かすことをコラボレーションするという事業ですね。この事業は今後伸ばしていこうとしている分野です。



  御社のカウンセリングの特長は?  

現在の日本ではまだ、カウンセリングというものはどうしても敷居が高いので、弊社では、悩んでいることを緊張感なく話せる空間を作るように努めています。最近は、頭が痛いとかお腹が痛いとか朝起きられないなどの症状を持った方の相談から、元気だけど今以上にモチベーションを上げたいという方の相談もあります。対面カウンセリングを受ける人の健康状態の幅はとても広いので、それぞれの人の健康レベルに合わせて対応しています。

モチベーションアップのためのコーチングサービスなども最近は増えてきていますが、弊社の行なっているカウンセリングは、その人がもともと持っている素質を掘り下げていき、その素質に対して本人がどうしたいのかということなどを、心理学に基づいて明確にしていくことで、モチベーションを上げていきます。

現在、弊社のカウンセラーは8名いますが、採用率は200倍です。最近は、うつ病や自殺者の数が増えており、それと比例するようにカウンセラーの数も増えてきています。ところが私たちのような業者が少ないのです。ですので、募集に対しての応募数はすごい数になります。
弊社では採用に当たって、応募者の経験数以上にまず素質を見ます。そして採用してからも、より優秀なカウンセラーになるようにじっくりと育てています。



  起業に至った経緯は?  

もともと私は、いろいろな事業の立ち上げなどに関わってきました。その中で一番難しいメンタルヘルス事業でなぜ起業を? とよく質問されるのですが、人事の仕事を務めていた経験から、人対人の仕事を重視していました。またアメリカの大学に留学していたときに、高齢者の精神科施設でボランティア活動をさせていただきました。そのときにいろいろと考えたことも、メンタルヘルス事業を志した大きな動機だったと思います。

その後、帰国してからいろいろな仕事をしている中で、このビジネスモデルだったら絶対に収益が上がるだろうと予測できる企業でも、そこで働いている社員たちに元気がなくなると収益が上がらないという現状を目のあたりにし、働く人のメンタルヘルスが今後の日本では重要になる。3年後、5年後には、働く人の悩みがさらに深刻化し、うつ病や自殺者がもっと増えるだろうと思ったのです。

4年前の日本では、メンタルヘルスという事業体はあまりありませんでしたが、アメリカではすでにEAP(Employee Assistance Program=従業員支援プログラム)という事業が一般化していました。ただアメリカのEAP事業をそのまま日本に持ってきてもうまくいかないだろうと私は考えていました。
4年前にメンタルアップを立ち上げたのは、時期尚早だとはわかっていつつも、日本スタイルのEAPを構築する期間を設けたかったからです。優秀なカウンセラーの育成にも、この4年の期間は必要でした。



  御社のメンタルヘルスの具体的なサービス内容は?  

私どもでは企業向けのメンタルヘルスサービスの料金を、中小企業様でもコストが払える金額まで落としています。メンタルヘルスについて、従業員の皆さんにすべて説明し、それぞれの人たちの問題に対応し、悩みも聞くという、トータルなワンストップサービスを月々20万円前後、若しくは10万円代から提供しています。

従来のEAPは、社内全員ではなく、希望者だけの診断です。でもそれでは、うつ病の黄色信号も赤信号も絶対に発見できません。私どもはすべての従業員をチェックします。うつ病を発見する難しさは、精神的な部分ですので、癌みたいに肉体上の痛みがあるわけではない点です。
逆にうつ病の初期症状は、何となく眠気があるとか立ちくらみがする、あるいは朝起きるのが辛いとか、我慢しようとすれば我慢できてしまうので、症状を隠し通すことができるし、本人も気付かない場合があるのです。また、専門のドクターしか判断してはいけないのに、元気のない人を周囲の人たちが、素人判断で勝手にうつ病だと決め付けてしまうこともあります。この点は非常に危険なことでもあります。

また離職率が高いことは、企業にとってマイナスになります。使えない人材は削除すればいいという考え方では、もう追いつかない。ITでカバーしようとしても、ITを使うのも、システムを構築するのも人ですから。社内の悪循環のスパイラルは社長が止められるものでもないし、ベテラン上司でも無理なのです。この悪循環のスパイラルを止めるための作業を私たちは施すことができます。

うつ病になりやすいことを本人が自覚することは、とてもいいことなのです。目をつぶろうとするから、病状が悪化して自殺するところまで追い込まれてしまいます。きちんとケアすればうつ病にはならないし、未然に防げる病気なのです。



  4年前と現在のメンタルヘルス状況の違いは?  

去年から今年は世界不況の時期に入っています。負の連鎖が生じています。政治家や経済に対しての不満が増大し、食料価格が上がってきている。多くの人たちが、経済的にも精神的にも余裕がなくなってきています。
3年前は、すでに自殺者数がかなり多くなっていましたが、職場にはまだ、相談できる同僚や尊敬できる上司がいたし、どこかに呑みに行こうという元気がありました。ところが今は、皆自己中心的です。殺害や虐待のニュースでもそうですし、自己中心的な考え方が社会全体にも会社の中にも蔓延しています。恐いですよね。
世界中が大変な時期に入っていますから、いろいろなストレス、イライラが増えています。でもカウンセリングが根付いている他国はまだいいですよ。でも日本ではまだまだ認知度が低いですよね。

日本人は頑張りすぎているから、自分のメンタル症状を認める余裕もなくなっています。先日海外出張でフランスに行ったときに、日本人は過労死するほどなぜそんなに働くのかと聞かれました。日本人は日曜日でも働いている人がいますからね。
先進国ではカウンセリングは完全に普及されているものです。カウンセリングの習慣がついています。先進国であればあるほど、カウンセリングがなければ、人間が世の中の動きについていけなくなっているのです。



  カウンセリングが日本で普及しない原因は?  

日本人がなぜここまで認めないのかは、ネーミングという簡単な理由もあると思います。
メンタルヘルス、うつ病、精神科、心療内科など。それから気持ちに余裕がなくなってきたことが大きいでしょうね。

企業さんに伺っていて私がよく思うことは、プラスのパワーを発している企業は、従業員の皆さんもプラスのパワーを持っているということです。ネガティブの会社は全員がネガティブのパワーを発しています。ネガティブパワーの会社はもちろん収益が下がります。
いいパワーがある企業はカウンセリングも認めますよ。なぜなら、従業員に悩みや挫折があるのは当たり前だという考えを経営陣が持っており、従業員の抱える問題を他社よりもいち早く乗り越えたいと真剣に考えているからです。だからカウンセリングを導入します。そして、社員一丸となって会社を活性化させています。



  カウンセリングを導入すると企業のネガティブパワーをどのくらい払拭できますか?  

たとえば、ある会社が私どものカウンセリングを導入しました。その会社は、離職率がとても高いという問題を抱えていたのですが、新規事業を立ち上げなくてはいけなかったのです。私どもは数ヶ月で離職率を0にまで持っていきました。というのは、カウンセリングを受けた従業員全員が、自分のことをより深く考えるようになったからです。と同時に他者のもことも考えるようになったのです。その結果、上司への不満、不安、心配事などがプラスの発言に変わっていきました。その好循環を従業員の皆さん自身が生み出したのだと私は思っています。

人間というものは、心に余裕がないと他人を疑うようになり、失敗やトラブルを他人の責任にしようとします。それによって誤解が生じ、溝が深まるという連鎖が起こり、皆がワンマンになり、他の人が何の仕事をしているのかわからなくなる。社内全体をギスギスした人間関係が支配するわけですね。
今の日本はあまりにもITが進みすぎて、バーチャルとリアルの違いもわからなくなってきているから、勝手に推測で思い込み、それが断言になってしまって、何が真相なのかわからなくなっていく。そういう悪循環が社内の人間関係を支配していくと、企業事体の生き残りが難しくなっていくと思いますよ。

私どもが、一人一人に対面する時間を作るのは、カウンセリングの方法というのはマニュアルにできないからです。人間はIT化できないのです。そこを取り違えた企業は潰れていくと思います。人を大事にしない会社は潰れます。



  今後どのような成長戦略をお考えですか?  

最近はメンタルヘルスとかうつ病という言葉を全く出さずにケアしています。企業の中で今一番困っているのは、部下をまとめ収益をあげるという責任を持たされている管理職の方です。この人たちが、弊社のサービスを導入したいと、まず思うのですよ。だけどうつ病だのメンタルへルスだのという言葉を使うと、経営者を説得し辛いところが、いまだにあるのですね。経営者は、やる気のない社員は辞めさせろ、と簡単に言いますからね。

3年後には、カウンセリングを受けているという認識がないままで、カウンセリングを受けられているようなシステムを構築し、悩みを気軽に話せる場を作ろうと考えています。サロンやエステなどの、気軽に利用できる店舗にお話の上手な人がいて、その人がカウンセラーだと知らないままに気楽に話しているうちに、自然に悩み事が解消されてしまうというイメージですね。

メンタルへルスとは、精神の健康です。達成したい目標に対して、人の精神が着いていかなくてうまくいかないという部分を解決する、新しい形の人事コンサルティングなのです。いい気持ちにさせることが、カウンセラーは得意なのです。その場ですっきりさせます。要はプラスのパワーを生み出せる場所を作っていくとことが、今後の目標です。



  最後に、この事業に賭ける想いをお聞かせください。  

私はいろいろことを見てきて、最終的にメンタルヘルスの仕事を選びました。この仕事は私にしかできないと思ったし、やらなければいけないという使命感もありました。絶対的にこれ以上自殺者を増やしてはいけない、うつ病を増やしてはいけない、身近なところからできる限り少なくしていかなければいけない、という使命感を強く持っています。そのためにはメンタルヘルスしかないと思っています。
お金儲けというレベルではなくて、人間にとって必要なことを、ボランティアだけではなくて、人生に賭けたかったのです。これからも、私の生涯のすべての時間をメンタルヘルスに賭けようと思っています。

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      メンタルアップの企業概要

社名:メンタルアップ
代表者:狩野 歩
設立:2004年 5月 3日
所在地:〒106-0046 東京都港区元麻布3-1-35 c-MA3 5F
TEL:03-6439-1903
FAX:03-6439-1701
URL: http://www.style-mental.jp/

事業内容:
 ・メールカウンセリング等のサイトの企画、運営
 ・カウンセラー請負サービスの提供
 ・EAP(従業員支援プログラム)事業の運営
 ・企業又は組織におけるメンタルヘルスに関する事業
 ・セミナー、教育・研修プログラムの実施
 ・講演、シンポジューム、セミナー等の開催
 ・経営、人事及び接客に関するコンサルティング
 ・ビジネスマナー・接客マナーの講習開催並びに講師

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