株式会社ボーダレス・ジャパン

基本は不動産仲介業です。既存の不動産仲介は大家さん向けの仕事ですが、弊社はお客様向けの仕事をしています。お客様のニーズにあったものを探し出し、実際にご案内するときも、プロのコンシェルジュという専門のご案内係をつけます。お客様に本当に良い出会いかどうかを明確にアドバイスし、家賃交渉などもやっています。僕らはプロとして徹底的に交渉し、最高のお部屋に最高の条件で入っていただくという仕事をしています。

その町に住んでいて不動産に対する意識の高い業務委託の方たちです。そういった方々に徹底的な教育を施し、プロとしてお客様にとって一番喜んでいただける物件を探し出し、成約させることを仕事にしています。

一般企業と直接契約を結ぶスタイルを増やしていきたいと思っています。たとえば、その会社で新卒を50名とられて地方出身者が多い場合など、弊社が一括窓口をさせて頂いて住まいを確実に斡旋する。地方から来る新しい子たちは、東京のことが分からなくて心配をしていて、特に親御さんが心配していますよね。他の会社との差別化という意味もあり、営業サービスの一つとして、前記の出張不動産コンシェルジェというものをやっています。これは、会社の福利厚生の一環として、お引越しをされる方にきちんとレクチャーをしてきめ細かくバックアップしていくサービスですね。

5年で仲介市場でシェアの１パーセントを目指していきたいと思っています。仲介だけだとパワーを持てなくて、僕らがおかしいと思っているのは、礼金ってなんだろう？敷金も入れるのは良いけれど2ヶ月分は妥当なのか？　仲介手数料もなぜ一月分なのか？根拠のわからないお金の取り方は如何なものか、と常々思っているので、いずれ固定化でやっていきたいと思っています。また、業界として数年後には仲介手数料ゼロとなる可能性があるので、弊社はその前までに新しいスキームを組んでおきたいと考えています。新しいパワーを持って、コンシェルジェとしてお客様に喜んでいただける良いサービスを提供する、弊社はそこを追求したいと思っています。

やはり、企業提携の強化がポイントです。お引越しの理由で大きいのは転職。期限が決まっているし、見に行ける時間も少ない。そういったニーズにきめ細かく対応したいと思います。集客はＢｔo Bで伸ばしていきます。経営者が集まるセミナーなどの地上戦とDMとかの空中戦で。今後は、より良い不動産情報はもちろんのこと、保険など住宅に関係する情報を集約し、提供できるようにしたいと思います。

コンシェルジェ発想の原点は秘書サービスです。個人が何かをしていく上で、あふれる情報から常に正しい選択ができるとは限らない。そこにプロの正しいアドバイスがあれば必ずお客様に喜ばれると確信しています。人間対人間で、コミュニケーションをとりながら、より良いサービスを提供したい。それが事業にかける想いですね。
みんながお客様、「皆客考動」。僕が作った言葉なんですけど、自分の周りにいる従業員、部下であろうが、株主さんも皆お客さん。皆が嬉しいと思える環境を作りたいと常に考えています。