株式会社ビジネスプロデュース

弊社は、企業成長において最も重要なファクターである「人」（＝ビジネスそのもの）をどのようにプロデュースすれば事業が成功し続けるのか、高業績を上げ続けられるのかを科学的にサポートさせていただいている会社です。弊社が特化している事業領域は、ＥＳＰ診断を基盤として、人事部に対する最強組織形成に対する人事コンサルテーションです。　　
さらに採用支援、営業支援、新規事業立ち上げなどのコンサルティング事業も展開しております。
　　
ESPとはThe Evaluation of Star Performerの略で、「ESP診断」プログラムとは、ビジネスリーダーとしての「ビジネスポテンシャル×センス」が抜きに出た人財を短時間に発掘できるシステムです。弊社の「ESP診断」は現在、受診者件数が50万人を超え、大手優良企業中心に４00社以上のお客様とお付き合いさせていただいています。

Star Performerとは、会社の業績をあげていくのはもちろん、周囲に圧倒的影響力を持っていて市場価値が高い人財のことです。そういう人財を発掘できるツールが、「ESP診断」です。
この診断は、10分か15分くらいの短時間で受診でき、受診者がビジネスを進めていくうえでのDNA、つまりビジネスに対する反射神経や運動神経そのものがチェックできるメカニズムになっています。

「ESP診断」は、私の前職である株式会社プロモーションと共同で開発したプログラムです。プロモーション社では、77社の企業の幹部候補やリーダークラスの方々112名に、1年半ほどかけて徹底的にヒヤアリングをし、普遍的なビジネススタイルの検証を行ないました。そうやって蓄積した膨大なデータをもとに、独自に開発したのが「ESP診断」プログラムなのです。

現在、400社以上の大手優良企業様に「ESP診断」を導入していただいておりますが、使用用途として一番多いのは採用です。「ESP診断」では、優れたビジネス感のある人財をいかに採用できるかというフラグが立てられるので、新卒採用にお使いになられているお客様が多いですね。
2番目に多い使用用途は自社の戦力分析です。自社の社員たちに対するビジネス健康診断として「ESP診断」を使えるので、企業自体の基礎体力を把握できるのです。
3番目は、次世代リーダーの発掘ツールとしてご利用いただいています。「ESP診断」は、オペレーションリーダーというよりもイノベイティブリーダーを発掘できるのですよ。

　イノベイティブリーダーとは、新しいビジネスモデルを打ち立てることのできる資質や、現状を変革できる資質などを持った、オールラウンダータイプのリーダーですね。大きな組織の中では、決められた枠の中でセオリーどおりに管理できるオペレーションリーダーは育つのですが、イノベイティブ型のリーダーが育ちにくい。
　しかし、経済力が低下し続けている今の日本では、イノベイティブリーダーが必要です。そういう人財を「ESP診断」で発掘することができるのです。

私は学生時代に家庭教師の派遣会社で、テレフォンアポインターのアルバイトをしていました。講師よりもテレアポの時給がよかったのですよ（笑）。しかもなぜか、ものすごくアポが取れたのですね。それで社長から営業部へ回れと言われ、大学2〜4年は営業の仕事に没頭していました。学生でありながら支社長にまでなったのです。そのころに、将来は経営者になろう、30歳までに起業しようという思いを持ちました。

大学（早稲田大学教育学部数学科）を卒業後、富士ゼロックス株式会社に入社しました。ベンチャービジネス・チャレンジプログラムという制度があったので魅力を感じたのです。20代は、大企業でさまざまなことを学ばせていただきました。そして29歳のときに半年間ほど、大前研一さんのアタッカーズ・ビジネススクールに入ったのです。7期生でした。アタッカーズには面白い人間がたくさんいて、刺激されましたね。
　
　30歳で富士ゼロックスを辞め、若手営業マン向けの営業実践教育スクール事業を始めようと考えていたのですが、会社の先輩が事業を起こそうとしていたので、二人で手がけたほうが加速度的に成長するだろうと思い、一緒に始めたのが株式会社プロモーションだったのです。
プロモーションは右肩上がりで着実に成長し、7年で確かな基盤も築くことができました。そして、もともとの自分の目標を実現しようと独立し、2006年9月に、株式会社ビジネスプロデュースを設立したのです。

現在、組織営業力診断プログラムを弊社独自で開発しており、2008年中にリリースする予定です。本質的な理解をせずに表面上の会話をしても、根っこの会話をしないと人の心はつかめないものです。
打率の高い営業を可能にするためには、スキルを磨くだけでなく、個人間の繋がりを理解したうえで、モチベーションを上げる必要がある。この新たな診断プログラムは、組織力も診断できるツールです。

また弊社では、「日本のナンバー２を応援して行こう！」というスローガンのもと、「右腕の会」をスタートします。発足メンバーは上場企業の役員の方々などです。ナンバー２がしっかりしている会社は非常に成長しているという特徴があります。ですから、しっかりしたナンバー２を育てるのが、私のミッションでもあると思っているのです。
ナンバー２はリーダーシップの発揮と同時に、部下たちも管理しなくてはいけない。つまりリーダーシップとフォロアーシップの両方を持っている器用な人間。「リフォロアーシップ型」の人間である必要があるのです。
企業というのは、ピラミッド型やフラット型では成長しない。トップがいて、右腕左腕がきちんと機能していることが大事。トップの右腕左腕となる側近たちをどう育て上げるか。それが組織活性化や生産性向上のためのキーになると思っています。

そもそも私は、若手営業マン向けの営業実践教育スクール事業を行いたいと思っておりました。今後弊社では、経営者を育成していくサービス事業を展開しながら、３〜5年後くらいには、営業の学校を始めたいと思っています。

経営は「人」「もの」「お金」「情報」と言われているように、「人」の部分の労働生産性が停滞していることの証が、このような結果を生んでいることにほかなりません。早急に、これらの状況を打破し、再び「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を目指すことが、企業が成長し続ける上で、急務であると考えます。
　その際、最も大切なドライバーとなるのは「人事戦略」です。これら戦略の要となるのは企業の人事部ではないでしょうか。
　しかしながら実態に目を向けて見ますと、人事部は調和・調整型にまわってしまっており、経営サイドから頼れる人事部として機能しておらず、戦略性が発揮されていないような気がしてなりません。
　本来、人事部は会社の組織戦略や社員一人ひとりのサクセスストーリーを考え、演出をし、実行していく部隊であることが、あるべき姿なのではないでしょうか。

人事部に営業力と経営視点を浸透させ、勝つための人事部がたくさん育っていけば、その企業は活性化し、生産性が向上するはずですし、ひいては日本経済の発展にもつながるはずです。
　そのために弊社は「日本の人事部に最強組織形成インフラ構築」を目指しているのです。