株式会社イーコス

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クラシックコミュニケーションからのお知らせ
【重要】配信サービス統合に関するお知らせ
現在ご利用頂いております「VFリリース」につきまして、ユーザビリティの向上、機能追加、品質向上を目的とし、2012年4月1日(日)に「ValuePress!」と配信サービスを統合させて頂く運びとなりました。

配信サービス統合に関する詳細はこちらをご覧下さい。
(2012-03-19 00:00:00)
【重要】経営統合のお知らせ
クラシックコミュニケーション株式会社は、株式会社バリュープレスと平成24年3月1日付けでPR総合支援企業に向けた経営統合を行うことを決定致しました。

詳細はこちらをご覧下さい。


(2012-02-28 12:00:00)
リリースの「業界検索」機能を強化しました。

VFリリース内の「業界検索」機能を強化しました。

(2012-01-17 16:00:00)
Grow!ボタンを設置しました。

ソーシャル環境を調査を目的に「Grow!」ボタンを設置しました。

(2012-01-17 10:00:00)

 
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「環境と経済が両立した循環型社会を実現する」
株式会社イーコス 代表取締役社長 堀田 芳史

環境トータルプランナーとして廃棄物に係わるあらゆるサービスを提供している株式会社イーコス代表取締役社長の堀田芳史氏にお話を伺いました。(取材日:2008-02-28/聞き手:瀧川 智子)

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  現在の事業内容をお教えください。  

産業廃棄物の排出事業者と処理事業者とのマッチングや廃棄物関連のコンサルティング、また産業廃棄物処理機器などの販売及び輸出入を行なっています。お客様は物流系や食品工場系の大企業が多いですね。
弊社では、環境ビジネスに精通した人材と豊富なノウハウを駆使して、ゼロエミッションやリサイクル率アップ、コンプライアンスやCSR、コスト削減など、お客様のニーズに合わせたさまざまな廃棄物処理法をご提案しています。

廃棄物の処理事業者は全国に11万社ありますが、弊社では2000社の処理事業者とアライアンスを結んでいます。排出事業者には廃棄物の種類や量、物流の問題などが発生しますので、弊社は分別方法、量、回収頻度、回収方法など、実際の現場をつぶさに調査しながら、排出事業者と処理事業者との適正なマッチングを行なっております。
排出事業者に関しては、弊社では現在、約500拠点のお客様の排出物を管理させていただいています。
処理事業者で管理をする会社も最近は多いですが、許可には品目とエリアが関係しているので、あらゆる品目で、かつ全国の拠点では対応できません。
第三者である弊社の管理エリアは、沖縄を除いて北から南まで全国どこでも対応しています。
品目についてですが、食品工場では1カ所で40種類くらいの廃棄物が出るのです。たとえば乳業工場で、残った牛乳をすべて廃棄していたとしますよね。その廃棄牛乳に対して、豚の餌になる品質のものと、薬品が混じっているために堆肥化したほうがよいものとに分類する最適の方法を、弊社はご提案するわけです。さらに、豚の餌を買い取る業者や、堆肥を買う業者をご紹介して、売却するためのサポートも弊社がしています。
処理事業者では、自社の設備にあった処理方法しか提案できませんが、第三者である弊社は、それぞれの品質にあった最適な処理ルートを構築できるのです。

こうした弊社のサービスが、大手企業を初めとする排出事業者にご好評をいただいています。



  起業に至った経緯は?  

イーコスは今の業態になって7年目です。現在の事業が本格的に軌道に乗り始めたのは5年ほど前からですが。
「エコロジー・スタンダード・システム」を作りたいという起業主旨から、イーコスを設立いたしました。
私はもともと物流業界出身です。イーコスの設立時点で、物流業界は規制緩和の方向に向かっていましたが、廃棄物業界は規制強化されている状況でした。業務エリアに対する許認可を受けなければならないという規制により、業務地域が特定される。また、取り扱う品目に対する規制により、管理業務を限定される。その他にも廃棄物業者にとっては頭の痛い煩雑な法体系や規制がたくさんあります。

私は物流業界で長年培ったノウハウを廃棄物業界で活かそうと考え、物流業界では一般的な概念になっている「サードパーティー・ロジスティクス」という考え方を、イーコスで実現しようと思いました。
廃棄物を処理する費用のうち、輸送業務にかかるコストは5割にも上るのですよ。そのコストを下げるためには、最適な配置システムが必要です。排出事業所から出た廃棄物を、最適な処理事業者に対して、最適な量と最適なタイミングでマッチングするシステムですね。そのマッチング・システムを構築するためにイーコスを設立しました。
サードパーティーとは第三者のこと。つまり、排出事業者と処理事業者の間に入り、第三者の立場で最適なマッチングを提案する「サードパーティー・ロジスティクス」。それがイーコスの立ち居地です。

「サードパーティー・ロジスティクス」としてのイーコスの事業は、廃棄物処理のコストを削減すると同時に、廃棄物を再生資源として循環させるリサイクルに主眼を置いています。さらにお客様には、環境活動イコール経済防衛性の追及であることを強くアドバイスしています。環境問題に取り組めば企業としても収益が上がるというシステムを、弊社では実際にご提案しています。



  今後どのような成長戦略をお考えですか?  

先ほども申し上げたように、弊社では全国で2000社の処理事業者と提携しておりますが、「サードパーティー・ロジスティクス」を立ち居地にしている弊社としては、処理工場そのものを物流拠点として捉えています。拠点が多ければ、輸送距離が少なくなるし輸送コストを低減できる。また運搬車の稼働率を上げることもできます。ですから、産廃物の物流拠点としての処理工場とのアライアンスを、さらに増やしていこうと思います。
現在、一般住宅のゴミ回収は行政が行っておりますが、将来的には住宅小口回収を弊社で差配することも可能になるわけです。

また弊社は、「イーコスネット」いうASPサービスを提供しています。「イーコスネット」とは、産廃物の循環をトレースすること、つまりトレーサビリティを管理するためのWEBサービスです。「いつ・どこで・誰が・何を・どれだけ」という5項目に関し、いろいろな切り口で管理することが可能です。
たとえば大企業では、廃棄物管理を全国各地の排出工場の担当者に任せている。だから、本社の環境管理担当部署が全国の拠点を一括管理しようとしても、なかなか難しいというというのが現状です。しかし「イーコスネット」を導入すれば、各排出工場での産廃物の委託状況はもちろんのこと、各種の許可証や契約書の期限切れ、またマニフェストの回収状況などが一目で把握できます。産廃物のどの品目が、どの収集運搬業者を経て、どの中間処理業者でリサイクル・処理されているのか。そして、実際にどれほどの量の廃棄物が流れているのか、などを一括で管理できるわけです。

弊社は「イーコスネット」をさまざまな企業に提供していき、「エコロジー・スタンダード・システム」にしたいと思っています。実際、廃棄物業界でマーケティングができるのは弊社だけなのですよ。産廃物に関して、詳細な品質スペックのマーケティングを行ってトレースできるのは弊社のシステムしかありません。このシステムを世の中に広めていきたいと思っています。



  企業としてどのような目標を掲げていますか?  

産業廃棄物の処理事業は社会全体にとって必要不可欠な事業です。国策によって廃棄物業界が規制強化され、また環境問題の解決も推進されてきたので、大企業などは環境活動に積極的に取り組まざる得なくなってきましたが、歴史的に見ると、廃棄物業界はあまり重んじられてこなかった。だからこそ弊社では、「エコロジー・スタンダード・システム」を世の中に広める事業を推進し、廃棄物業界全体をクリーンにしつつ、なおかつ発展させていきたいという目標があります。そのために弊社ではIPOも目指しています。

弊社は設立時から、営業担当の社員たちが全国を毎日飛び回って、産廃業者さんたちと直に対面しながら信頼関係を築いてきました。この業界のマーケティングに関してリアルデータを構築しているのは弊社だけだと自負しているのは、何年もかけて社員たちが全国を飛び回ってきた成果のおかげなのです。まさに「人」と「情報」が弊社の資産です。
弊社の社員はまだ20数名と少ないですが、社員全員が本当に真剣になって環境活動に取り組んでいます。自分たちの日々の努力が、産廃物処理のコスト低減や有害物質削減などの数字としてすぐに反映されるのですから、やりがいもあるわけです。

今後の経営課題は、社員を増やしていくことと、社員教育です。単に事業を拡大し社員数の規模を大きくしていくだけでは、意味がありません。一人ひとりが事業を通して世の中に貢献しようとする「志」を持った社員たちを育て上げることが重要です。
弊社は現在、「サードパーティー・ロジスティクス」という業態の立ち居地を確立し、「エコロジー・スタンダード・システム」に関する各商品も開発できています。営業体制のプラットフォームも整っています。
弊社は今後、100人、1000人の社員規模の企業に発展していくでしょう。そのときに、社員一人ひとりの自主性を強調しながらも、会社としての企業理念を確固とした在り方で世の中に示していく。そういう企業になることが目標です。

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      株式会社イーコスの企業概要

社名:株式会社 イーコス
代表取締役社長:堀田 芳史
設立:2002年
資本金:1億9,290万円
住所:東京都中央区八重洲2-2-1 日酒販ビル1F
TEL:03-3516-8051
FAX:03-3245-6350
E-mail:info@1154.jp
URL:http://www.1154.jp/
事業内容:
・産業廃棄物の収集・運搬・処理及び再生処理に関するコンサルタント業務
・産業廃棄物処理機器等の販売及び輸出入業務
・ECOS NETの開発・運用業務
・環境ソリューション人材教育業務
・環境関連機器の販売・レンタルならびに卸売業及び輸出入業務
・再生資源の売買業務ならびに卸売業及び輸出入業務

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