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現在ご利用頂いております「VFリリース」につきまして、ユーザビリティの向上、機能追加、品質向上を目的とし、2012年4月1日(日)に「ValuePress!」と配信サービスを統合させて頂く運びとなりました。

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(2012-03-19 00:00:00)
【重要】経営統合のお知らせ
クラシックコミュニケーション株式会社は、株式会社バリュープレスと平成24年3月1日付けでPR総合支援企業に向けた経営統合を行うことを決定致しました。

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(2012-02-28 12:00:00)
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(2012-01-17 16:00:00)
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(2012-01-17 10:00:00)

 
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「抗酸化保存技術で日本の製造業を世界へ」
株式会社フレッシュテック

ワインの酸化を防ぐワインセーバーの開発で培った酸化防止技術などを他分野に応用し、世界に通用する製品を生み出そうとしている株式会社フレッシュテックの代表取締役社長 吉田英治氏にお話を伺いました。(取材日:2008-01-25/聞き手:ttanaka)

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  現在の事業内容をお教えください。  

弊社ではワインの酸化を防ぐワインセーバー「WHYNOT」を独自開発し、2003年から販売しています。「WHYNOT」は、空気に触れない状態でコルクを抜くため、全く酸化させずに保存させることができる、世界初の画期的なワインセーバーです。空気の代わりに窒素ガスを瓶に充てんさせて、ワインを酸化させずに保存できるのです。窒素は弊社が開発した「窒素発生装置」で空気中から取り出すためガスボンベも不要です。
「WHYNOT」は発売以来、日本全国のホテルや飲食店など約100店以上の店舗に導入していただいており、韓国、アメリカでの販売もスタートしました。現在は、ワインセーバーのほかに、「WHYNOT日本酒バージョン」も開発・販売しており、コーヒーに関しても、液体用の酸化防止製品が完成し、ライセンス活動が始まっています。

弊社は、窒素雰囲気の密閉空間を作り、その中でモノとモノを交換するという特許と、空気中の酸素と窒素を効果的に分離する特許を取得しており、抗酸化保存容器の特許申請もしています。
すべての物質において一番の劣化原因は酸素なのです。食品にしても医薬品にしても、プラントレベルでは窒素を使ったり真空にしたりなど、脱酸素を完璧に行なっていますが、
消費者レベルに製品が降りてきた瞬間に、すべてが酸素に触れて劣化が始まります。
酸化は一瞬で起こります。消費者が食べたり飲んだりしているものは、容器を開けた瞬間にほぼ100%劣化しています。酸素による劣化を防ぐためのデバイスを作っていくのが弊社のミッションです。
また、空気の中の8割くらいは窒素ですが、空気中の酸素と窒素を分離するには相応の設備が必要です。弊社の持っている特許の技術を使うと、簡単に窒素と酸素を選択し分離できます。この技術を応用した製品を世の中に広めていくことも、弊社の仕事だと思っています。



  起業に至った経緯は?  

私は高校時代にバレーボールをやっており、大学に入っても続けていたのですが、周囲のレベルが高く、バレーボールの道は断念せざるを得ませんでした。大学も中退して、いろいろなアルバイトを転々とした後、警備会社に勤めました。その警備会社の社長に認められ、ある大手広告代理店に派遣されたのです。
その広告代理店では、最初はスポーツ文化事業局の仕事をしていたのですが、ひょんなことから社長の運転手をするようになり、やがて社長秘書も任されるようになりました。ここで3年くらいじっくりと勉強させていただきましたね。この時期に、経済界の偉い方々とお話をする機会が何度もあり、自分もいずれは製造業で独立したいと思ったのです。

その後、社長の指示で、ある大手のゲーム会社へ社長秘書として派遣されました。そしてワインの新規事業を任されたのですが、このときに、ワインの酸化を完全に防止する装置は世界中どこにもないという話を聞いたのです。
だったら自分で作ってみようと思い立ち、自分の家で、液体ノリの空き容器と油性ボールペンの芯部分で装置を作り、窒素ガスを入れてワインの酸化を防げるかどうか実験してみたのです。他のワインセーバーと比較して、勝ったと確信しましたね。このときに作った1号機が、現在の「WHYNOT」の原型になっています。99年ですから28歳のときです。
それ以前には、酸化した液体から酸素を除去しようとする研究はなされていたのですよ。でもその方法だと酸化を完全に防止することはできない。だったら最初から酸素がなければいい、酸素がなければ酸化しないのだから。
そういう素人発想から始まって、実際に作ることができた。よし、これで事業を起こそうと決意したわけです。そして1号機の試作から3年後に起業しました。

起業当初は、「WHYNOT」の企画書を持ってワイン業界を回りました。どこに行っても、ワインの酸化防止は無理だと言われ、納得してもらえませんでしたね。そこで、400種類のワインをすべてグラスで提供するお店を作ったのです。当店のグラスワインは酸化していませんと大々的に掲げて。
そのお店は1年半くらい続けて売却したのですが、その間にいろいろ人にお店に来ていただき、弊社の機械の実力を認めてもらい、次第に「WHYNOT」を買ってもらうようになりました。



  今後どのような成長戦略をお考えですか?  

現在、アメリカ、韓国で弊社の製品の販売が始まっていますので、次はヨーロッパへ進出する予定です。3年後にはヨーロッパで、酸化防止製品を認知させておきたいですね。
ワインセーバーの「WHYNOT」だけに限らず、酸化防止あるいは酸素を吸わせるデバイスとしてフレッシュテックを認知させていきたいと思います。「WHYNOT」はすでにかなりのレベルで使っていただいているので、その根元の技術を他の国に認知させたいのです。
弊社では現在、ビールや油や化粧品など酸化しては困る分野のデバイスを次々と手がけています。酸化防止の保存容器で世界ナンバー1を目指したいですね。

最近、ニューヨークから来た人に聞いたのですが、NYでは空気が汚くなっているので、通勤時に道で酸素缶を吸う人たちがとても多くなったらしいのです。私たちも、昔は水など買わなかったのに、今は多くの人たちがペットボトルの美味しい水を買いますよね。それと同じで数10年後にはたくさんの人たちが空気に対してお金を使うようになるでしょう。
そのときに、空気中の酸素と窒素を分離するフィルタリングの技術が本当に有効になる。弊社の特許技術があれば、酸素の濃度をコントロールするデバイスも作ることができます。
酸素を買う時代になったときに、弊社の開発は全部完成しており、酸素だったらフレッシュテックに任せようという立ち居地が取れていれば、久しぶりに「製造にっぽん」として世界中に誇れる製品を販売できる。そのために今はこつこつと事業を展開しているのです。



  最後に吉田社長の夢をお聞かせください。  

弊社の仕事はモノ作りなので地味なのですが、モノ作りは西洋人よりも東洋人のほうが勝っていると思うのです。ですから、日本人として世界に誇れる製造技術があるというところを、頑張って証明していきたい。
今の日本には、ホワイトカラーやIT系の人間がかっこいいという風潮がありますが、エンジニアや製造者のステータスをもっと高めていきたいし、モノ作りを誇れる日本にしていきたい。そのために私はこの事業をしています。日本人がモノ作りの分野で誇りを持って、世界マーケットで戦えるようにしていきたいと思っています。

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      株式会社フレッシュテックの企業概要

社名:株式会社 フレッシュテック/FreshTech Inc.
代表取締役社長:吉田英治
設立:2002年 3月
資本金:35,000万円 (2007年5月現在) 
本社所在地:〒101-0042東京都千代田区神田東松下町45 神田金子ビル4階
TEL:03-6821-1234
FAX:03-3526-7575
E-Mail : info@freshtech.jp
URL: http://www.freshtech.jp

事業内容:
1.ワインセーバーWHYNOTの開発・製造、その他酸化防止製品の開発など

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