株式会社エスキュービズム

これまでオープンソースを利用し、課題解決の価値提供を目指したWEBサイトの構築事業をやってきました。なかでもECオレンジパッケージは、大手企業からも高い評価を受け、引き合いが多数きています。早期からオープンソースを戦略的に独自パッケージ化しオフィシャルなTOPインテクレートパートナーに入っていることが強みです。。一方で技術の研究開発にも積極的に投資しており、東京大学と共同で新たな技術サービスも作っています。今後はこれまでのWEB業界でのノウハウを活かし、企業向けのWEBサービスに注力していきます。これから競争過多のWEB業界は業界再編や淘汰が活発になると考え、まずはB to B(企業間取引)マッチングサービスを開始し、その後様々なサービスを投入していきます。

この会社を設立したのは１年半前です。それまで人材関係の仕事をしていたのですが、
ＩＴ業界を見ていて大きな曲がり角にきていることに気づきました。顧客は一般的なHPだけでは満足できず、ニーズが高度化してきていた。しかしなんの目的でWEBを作るのか、コンセプトはあるのか、どういう課題解決をするのかまで話を進めてWEBサイトを構築しているプレーヤーはまだまだ少ない。従ってそこに社会的意義とビジネスチャンスがあると思い、この会社をつくったわけです。、これからのWEBサービスはニーズにこたえる開発スピードが勝負になってくるので、早い段階からデザインやエンジニアの部分で完全内製化を進め高いレベルとスピードを実現しています。

B to B(企業間取引)マッチング事業での積極的な事業展開を考えています。B to Bは７〜８年前にシステムができていますが、B to C（企業と個人消費者間取引）に比べ進化が止まっています。そこでB to C向けの仕組みをB to B向けにイノベーションを起していくことを考えています。それだけでもいろんな面白い企画ができる。見積もり案件や、見えない価値を貨幣に換算することがB to Bではまだできていない領域があるので、イノベーションを起こしたいと考えています。ECオレンジ事業に対しては、強力なパッケージを持っているので、それも引き続き作っていきます。あと東京大学と共同開発中のパーソナライゾエンジンやクラウドマップなどを本格事業化します。WEB制作事業からは完全に撤退する考えです。

B to Bのインフラを完成させ、しかもナンバーワンのインフラにさせることが会社としての目標です。また３年後の２０１１年に株式を公開させることも視野に入っています。そんなことで監査法人や会計法人に入ってもらい、現在その準備を進めています。

社員数は現在、10人です。来年4月には新卒が何人か入ってくる予定です。プロデューサー、エンジニア、プログラマーなどのWEB系の人材で、話してみてヴィジョンに共感していただける方には入ってもらっています。採用についてはオープンマインドで、優秀な人材であれば国籍、性別などは全く問いません。また私としては金儲けより、いいサービス、いい組織を作っていきたいという考えで、そんなことから自由な発想でいろいろ面白いことをやっていきたいと考えています。