インターネット・ビジネス・ジャパン株式会社

弊社の事業は大きく分けて３つ。ウェブサイト制作事業、日本初のウェブクリエーター育成事業、日本初のインターネット分野に特化した人材サービス事業です。
これらの事業が互いのビジネスチャンスをさらに拡大していくという堅固なトライアングルビジネスモデルで、今期の売り上げは１５億円を予想しています。

大学卒業後、大和證券に2年間勤めていたのですが、インターネット時代がアメリカで幕を開け、先行優位性を考えてビジネスを行うならこのタイミングしかないと思い、９５年に起業しました。
この年は、日本のインターネット元年。Windows９５が登場し、実際にウェブサイトが日本語表示できるかどうかという頃でした。「インターネットは爆発的に広まっていく」と直感し、ウェブ制作事業と、ウェブクリエーター育成事業の成功を見据えました。当初は、すぐにウェブサイト制作事業が中核になると考えていたのですが、需要がほとんどありませんでした。
反対にウェブクリエーター育成スクール事業は堅調でした。インターネットの存在がまだそれほど知られていない中で、ゆくゆくはウェブサイトの必要性があると感じた企業経営者たちが入校してくれたからです。この時、確かな成功の手ごたえを得ることができました。
卒業生には著名な方も多く、それが評判となってさらに受講数が増え、良い循環が出来上がりました。
人材サービス事業は後発だったのですが、派遣という新しい雇用形態が国内で不可欠な存在となり、拡大することができました。
ウェブ制作事業が軌道に乗り始めたのは、９７年のクリスマスの日です。大手広告代理店を経由して、ウェブサイト制作の依頼が一気に舞い込んできので、今でもその日付をはっきり覚えています。うれしいクリスマスプレゼントでした。

目標は「世界制覇」です。実際に、一度上海に国際事業局を開設したのですが、その時は、まだ私たちが未熟で、失敗に終わっています。
しかし、海外展開は必ず成功させなくてはいけません。なぜなら、現在の日本を取り巻く環境から考えても、グローバルな企業に成長させなくては生き残れないからです。

IT人材業界では、国内だけでなくインドやインドネシアなどの海外と当たり前のように価格で競合しています。すでにクオリティさえ追いつかれている分野もあるほどです。また、IT人材のニーズは世界的にみてもますます高まってきており、今後は、国内の人材獲得競争が、さらに激化していく傾向にあると予想されます。日本が世界で勝つために、これまで以上に優秀な人材の育成が私たちの役目だと感じています。
私たちは、クオリティの高さと実績が武器です。今まで日本のIT人材業界を牽引してきたと自負していますし、これからもそういった中で先導者であり続けたいと思っています。