株式会社デフ・グラウンド

弊社は現在、企画営業事業部と映像制作事業部とWEB制作事業部を中心に企業様に必要なクリエイティブツールの企画から制作まで御提供しております。
企業様が、制作会社に発注する際にコストやクオリティーに注力されますが、コストの高低には良くも悪くも必ず理由がございます。既存テンプレートなどを使用して、労力や予算などのコストパフォーマンスを可能としているケースや、オペレータとして制作する業者もございます。用途に応じてご依頼することが重要かと思われますが、本来、制作とは、コンセプトの提案やお客様・ブレーン様と均衡をしっかり構築しながら、制作、納品し、はじめて１つの制作、仕事が完結することだと考えています。弊社では、企画から制作までお客様と膝をつけて御提供させていただく会社です。

早くて、安い。は確かに魅力的です。
しかし、そうした簡易的なツールが多ければ多いほど、企業のカラーや特徴、打ち出したいコンセプト、クオリティーなどの差別化はどこで図れるのでしょうか？よって弊社では、お客様が抱えている目的や課題、企業様が社内外に発信する理念の共有や社内研修、採用関連など、クリエイティブに関するツールを企画提案から制作までをワンストップでご提供し、コストパフォーマンスの良い組織基盤を固めていっております。
ここ数年、優良な人材獲得の為、企業様は採用活動に力を注いでいますが、採用サイトや入社案内ビデオなども、弊社のクリエイティブソリューションを活用頂ける企業様が年々、増加しております。
映像事業でニーズが高いのは、会社紹介ビデオや採用ビデオ、商品PR、イベントのオープニング映像、各営業ツールなど、また企業理念を共有するためのイメージビデオ、将来の企業像の共有を目的としたヴィジョンムービーなどのご要望が多いですね。
また会社での表彰式・キックオフなどイベント映像のほか、ご要望によってはイベント自体の企画構成・制作・運営まで行ないます。以前、お客様で格闘技の『プライド』のような盛大なイベントをしたいという御要望があり、その際はリングの設置、リングアナやタレントの手配、イベント全体の指揮をとりました。当日はカメラを数台で撮影後、編集まで行ないました。そのイベントにより、社員のモチベーションの向上、内定者に対して企業の認知向上やPRになったようです。編集したDVDは中途採用者の研修用などにもご利用頂いております。

起業志向はあまりなかったです。若い頃から自分の存在意義や価値はどこで見出せるのか、ということは常々考えていました。社会人のスタートは映画の助監督からでした。TV・映画は小さな頃から好きでしたし、仲間の影響もあって、18〜19歳の頃は年間2000本くらい映画を見て、ノートにチェックしていましたね。
助監督として日米合作の作品や?シネマなどの仕事をさせて頂きました。しかし若気の至りで、自分の作りたい映画を制作したいという思いが強くあり、会社を辞めました。その後アルバイトをして３，４ヶ月で100万円ほど貯めて自主制作して、この作品で世の中に出るぞなどと、ホント、情熱だけで色々と好き勝手にやっていました（笑）。無人島で撮影したり・・・。しかし、良い結果は見出せませんでしたね。気持ちと行動力はあるけどいつも空回り(笑)。自分が一生懸命頑張ることが、どうすれば、価値のあるものになるのかが、全く理解できていなかったのでしょうね。

そこで一端、映像業界から離れ、一般企業で営業職やテレアポ・カスタマーセンターのサポート業務など数年経験後、放送局で企画・営業・制作・納品まで業務させて頂きました。仕事を生み出し、獲得し、信頼していただくことや、組織の仕組み、自分の価値や評価、チャンスを掴む為に必要なことなど、様々な業種を経験したことで体感させてもらった気がします。どんな仕事でも、一生懸命に行なうことで、小さなことから良い効果や価値に繋がり、その結果次第で人が喜び、企業が喜び、次の仕事に繋がる。
ですから、顧客満足度という言葉を使う前から、無意識でしたが異様に意識して仕事をしていました。

その結果、表参道で仲間と一緒に会社を経営することになりました。一本一本の仕事に対して、最低120％の満足度を提供するという強い気持ちで取り組みました。お陰様で、クライアント様からは必ずリピートやご紹介があり、経営も一期目から黒字になったのですが、結局二期の半ばにして、経営方針の違いから私は会社を離れることになったのです。
その後、様々な思いを乗せ、株式会社デフ・グランドを設立するに至ったわけです。

現在は企業様にクリエイティブソリューションを御提供するBtoBのビジネスモデルがメインです。当社が制作した映像やWEBサイトが動機となり、企業様のイメージや様々なツールによるコストパフォーマンスや効率化、採用でしたら、学生がその企業に就職する要因の１つになる。といった大きなやりがいを感じております。
このクリエイティブソリューションを更に展開する為、自社の広報戦略を図って参ります。認知していただければ、喜んでいただけるサービスをご提供する自信がありますので、企業様のツール制作のサービス基盤を更に強固に構築させることが当面の成長戦略となります。また他社様との提携も充分考えられます。自社媒体を持っている他社様が更なるサービス向上をお考えの際に、パートナー関係においてデフ・グラウンドのリソースでお役に立てるのであれば、御協力できればと考えております。

弊社メンバーは私も含めて、エンターテインメント業界の経験もあるスタッフが在籍していることから、今後は徐々に、不特定多数の方々に提供できるようなBtoCサービスも展開していきたいと思っています。今期はTV番組制作も行って参ります。
徐々にBtoCサービスを増やしていき、3年以内には半々ほどにしたいですね。
こうしてBtoBとBtoCの両方を展開し、弊社の事業基盤が充実し、事業拡大スピードが加速すると考えております。

将来的には、自社メディアを発信していきます。企業様に対してクリエイティブソリューションを継続的に御提供させていただきながら、自社メディアでは、多くの人たちに楽しんで、喜んでもらえるようなサービスができる会社にすることが目標です。
経営上の方針としては、弊社は少数精鋭集団です。お客様に最低120％満足していただける為に、更なるスキルの向上とそれ以上にチーム全体の連動性を最大限発揮させ、１+１を5にも10にもしていく努力が必要と考えています。時に、表面上の些細な出来事に対し、厳しく注意することがあります（笑）。方針といった堅いことではなく、中途半端にして後々、そのメンバーやチーム、お客様に不誠実な事態に発展することや、小さなストレスを感じるような社内は疲れます。楽しい、良い関係を築きたいですから、本音でメンバーには接します。何が相手の為、チームの為、お客様の為、そして自分の為になるのかという部分ですね。社内で共有していることは「当たり前のことを、誰もがやらない位、一生懸命取り組もう」ということです。
あとは信頼される人になろうということ。個々のスキル向上は当然のことですが、その人がいるから社内も楽しいし会社も機能する。またお客様に対しても、デフ・グラウンドに依頼したい、あなたに依頼したいと言われるメンバーであって欲しいですね。それが個人も企業も成長することになのではと思っております。

弊社は企業理念として、「最高の会社、場所、決断」にするという言葉を掲げています。日々一生懸命仕事に取り組むことのできる会社で働き、メンバー同士が尊重しあえる。そして、良いサービスを行なっているという実感を自分で自覚でき、お客様以上に、お客様の目的を達成させたいという想いで仕事をする。体裁ではなく、こうした思いで仕事をした方がお客様の為になりますし、何より自分の成長や自信、仕事の楽しさを実感できる１番重要なことだと思うからです。そして弊社と関わるステークホルダー様に、「デフ･グランドは良い会社だね、良い環境だね、仕事を依頼してよかった」と。まさに自他共に「最高の会社、場所、決断」と実感できるように、日々努力し続けたいという想いを私は持っています。よって、経営も事業の思いも、ステークホルダー様、自社メンバー・自分が喜べる事業にする為の努力をするという思いだけです。