株式会社ケーティーワークショップ

| 急成長中のベンチャー企業のTOPに直撃インタビュー!
プレスリリース配信「VFリリース」
リリース検索
プレスリリース検索
リリースの業界で検索
リリースの種類で検索


クラシックコミュニケーションからのお知らせ
【重要】配信サービス統合に関するお知らせ
現在ご利用頂いております「VFリリース」につきまして、ユーザビリティの向上、機能追加、品質向上を目的とし、2012年4月1日(日)に「ValuePress!」と配信サービスを統合させて頂く運びとなりました。

配信サービス統合に関する詳細はこちらをご覧下さい。
(2012-03-19 00:00:00)
【重要】経営統合のお知らせ
クラシックコミュニケーション株式会社は、株式会社バリュープレスと平成24年3月1日付けでPR総合支援企業に向けた経営統合を行うことを決定致しました。

詳細はこちらをご覧下さい。


(2012-02-28 12:00:00)
リリースの「業界検索」機能を強化しました。

VFリリース内の「業界検索」機能を強化しました。

(2012-01-17 16:00:00)
Grow!ボタンを設置しました。

ソーシャル環境を調査を目的に「Grow!」ボタンを設置しました。

(2012-01-17 10:00:00)

 
この記事をブックマーク[はてな] この記事をブックマーク[Lifedoorクリップ] この記事をブックマーク[Yahoo!] この記事をブックマーク[ニフティClip] この記事をブックマーク[POOKMARK Airlines] この記事をブックマーク[Buzzurl]

「堅牢で負荷の少ないセキュリティシステムを構築する!」
株式会社ケーティーワークショップ 代表取締役 城戸誠一

先進的な入退室管理や監視カメラシステムを提供し、新しい時代に向けた強固なセキュリティサービスを展開する株式会社ケーティーワークショップ 代表取締役 城戸誠一氏にお話を伺いました。(取材日:2008-06-16/聞き手:大口 顕典)

関連ワードをWEBで検索する

  現在の事業内容をお教えください。  

事業の柱は大きく3つあります。1つめが「Net2」というイギリスのPaxton社の入退室管理システムの提供、2つめがデンマークのMilestone社のIP監視カメラシステムの提供です。
入退室管理システムは、ソフトとハード両方の提供を行なっているので一応完結したシステムとなっていますが、IP監視カメラシステムについては、これまでソフトだけの展開を行なっていました。そこで、3つめの事業として、台湾にあるACTi社というメーカーを中心とした、ハード面での展開を始めています。

最近では、さまざまな社員が出入りするオフィスの内部管理に向けたシステムや、工場の製造ラインなどに弊社のシステムを使いたいという声を多くいただいています。



  入退室管理システムとはどのようなものですか。  

FeliCaやSuicaなどが有名ですが、ICカードを社員カードや学生証として使い、施設の入退室を管理することです。これには、企業のサーバー室にシステムエンジニア以外は入れないようにするなどの、特定の人以外は入室できないようにする管理も含まれています。
弊社の事業で一番初めに手がけた事業が、この入退室管理システムの日本版ローカライズでした。事業としてはおよそ13年の実績があり、現在安定した事業の基盤となっています。



  ▲IP監視カメラシステムとは、従来のアナログ監視カメラシステムとどのように違うのですか。  

IP 監視カメラシステムとは、デジタルの映像や音声をネットワークによって電送したり、保存・管理等を含む、IP カメラを使用した監視システムのことです。IP 監視カメラシステムとアナログ監視カメラシステムとの大きな違いは、データ伝送に同軸ケーブルではなくネットワークを使用するところ。つまり、ネットワークに対応したカメラであれば、ケーブルを引くことなく、ハブに差し込むだけでデータの確認ができるのです。そのため、全国展開している店舗や会社を集中管理することができます。また、無線LANを使用することで、広域なエリアをカバーする必要がある国立公園内部の監視なども容易に行なえるようになるのです。

 また、IPカメラのメガピクセル化がめざましい勢いで進んでいます。現時点での主流は130万画素ですが、2008年中には300万〜500万画素のIPカメラができるといわれています。
ある銀行の支店では、窓口におけるトラブルへの対応のために、カウンターの上にIP監視カメラを設置しています。そして、通常は店内全体を広く映しておき、何かトラブルが起きると、机の上に置かれた名刺までもが鮮明に見えるまでズームすることで、トラブル解決に役立てています。



  起業に至った経緯は?  

弊社の設立は1986年ですが、それ以前は数社の会社で7〜8年くらいの会社員を経験しました。一番長く勤めていた会社が、スウェーデンのパッケージメーカーであるテトラパック社です。テトラパック社は、牛乳やジュースのパッケージに関する特許を取得しており、非常に業績のよい会社でした。当時私は営業企画部に在籍していました。そのときに、ある人から「君はテトラパックという看板で生きているが、それがなくなっても生きていけるのか」と質問されたのです。それを聞いて、会社の看板に頼らず自分ひとりの力で生きていけるようになりたいと強く思ったのが、起業しようと決めた契機ですね。
その後、あるベンチャーキャピタルの会社に一時身を置き、ある程度知識を積んで資金をためてから、起業に至りました。その会社で勉強したことは今非常に役立っています。

起業に当たっては、セキュリティか健康に関する事業をしようと決めていました。最終的にセキュリティ分野にしたのは、学生の頃アメリカにいたときに感じたことが大きく影響しています。今でも鮮明に覚えているのですが、ニューヨークではセキュリティ意識が非常に高く、一つのドアに2つも3つも鍵がついていました。こういったセキュリティに対する感覚は、いずれ日本でも当たり前になるだろうという思いがあったのです。

起業当初は、「電気錠」と呼ばれていた電気で動く錠前の販売・開発を行ないました。当時は国産の電気錠は2〜3年で壊れてしまうものが多かったので、アメリカ製の電気錠を輸入し、施工までを行なっていましたが、全くといっていいほど売れませんでしたね(笑)。飛び込みで営業をしても100%「うちは機会警備会社と契約しているから必要ない」といわれたものです。そのときに、WEB構築やコンサルティングを行なう有限会社イーナチュラル代表取締役の齋藤伸也氏と出会い、WEBを営業ツールとして使うことを提案してもらったのです。そこから事業が順調に進むようになりましたね。その当時がインターネットの創生期であったことと、齋藤氏との出会いが弊社の事業を後押ししてくれたと思っています。



  今後どのような成長戦略をお考えですか?  

Milestone社の管理システムの基本は映像の録画であり、確認は人間の目で行ないます。しかし、人間が集中して確認できるのは10分が限界といわれており、速報性はあまりないのが現状です。ですので、管理システムの映像を人間に代わって分析し、アラームを出すというシステムを検討しています。こういったシステムはアメリカではすでに取り入れられており、一番使われているのが国境警備、あとはコーストガードといわれる対岸からの侵入者の確認です。
日本では、大手旅客鉄道会社が非常に興味を持っており、事故防止のために、駅のホームに映像上でラインを引き、そこを人が通ったらアラームが出るというものを構想しています。
2008年中には、あるアメリカの映像分析のアプリケーション専門メーカーと提携し、新たに映像を分析するツールを扱っていく予定です。

あとは進行中なのであまり申し上げられませんが、あるデータセンターの外周フェンスの監視を、そのシステムを使って行なおうと考えています。従来は「テンションセンサー」という、ワイヤーを張って圧力がかかったらアラームを出すというものが主流でしたが、誤動作やメンテナンスのコストがかさむことから新しいシステムに非常に期待されているのです。

映像分析を組み合わせたセキュリティシステムの開発は、日本では初の試みとなるので、競合他社に対する大きな差別性を持つことができます。今後はこういった付加価値の高いサービスを提供することで、会社の存在価値を高めていきたいと思っています。



  企業としてどのような目標を掲げていますか?  

売上規模はいまの10倍にはしたいと思っています。とはいえ売上よりも収益を重視しており、高収益の会社でありたいと思っています。
本当に平和な世の中であれば、セキュリティシステムなど必要ないのですが、これからの時代はむしろ具体的にどんな場面で使えるかを明確に提示していくことが必要になってくる気がしています。また、セキュリティという業務の効率化にも貢献し、警備員が24時間待機していなくても、異常があったときに迅速に対応できるようなシステムを提供していきたいですね。

上場については、私自身は現時点では明確にはしていませんが、がんばっている従業員に報いるためには、やはり上場したほうがいいかもしれないという思いもあります。これについては、従業員とよく話し合い、結論を出せればと思っています。



  最後に城戸社長の夢をお聞かせください。  

私は今55歳で、60歳まであと5年。それまでに、事業の基盤をつくり、経営者として会社を引っ張ってくれる人材を育てて、私がいつ退いてもいいという体制を整えたいと考えています。後継者となる人材を見つけた段階で、私の事業としては一区切りだと思っています。会社というものは、いつかは自分の手元から離れていくものです。ただ、誰かに渡すのであれば、恥ずかしいものにはできないので、もうしばらく事業に携わり、事業基盤を確立していければと考えています。
その上で、次の人生をもう一回、何か新しいチャレンジができれば最高ですね!

「成長ベンチャーTOPが語る」 トップページ一覧ページ

      株式会社ケーティーワークショップの企業概要

社名:株式会社ケーティーワークショップ
代表者:城戸誠一
設立:1986年11月22日
資本金:3,000万円
住所:〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-31-7イイダアネックス第1ビル2F
TEL:03-5491-5720
FAX:03-5491-0572
URL:http://www.kt-workshop.co.jp

事業内容:
・セキュリティシステムの販売
・入退室管理システムの開発・販売
・監視カメラシステムの開発・販売
・上記に付帯する一切の業務

「成長ベンチャーTOPが語る」 トップページ一覧ページ

PR
【広報講座コーナー】 媒体の記者や、PRのプロをお呼びした講座を多数紹介。

 

 
ビー・オー・スタジオは、お客様のWebビジネスを成功に導くパートナーです。
株式会社ビー・オー・スタジオ 代表取締役社長 川添 祐貴
「社員第一主義が生み出す、真の顧客満足!!」
Pathfine株式会社 代表取締役 堀井 泰博
「人を、企業を、地域を、そして日本を元気にする!」
株式会社地域活性プランニング 代表取締役社長 藤崎 慎一
「女性の視点にたって生活者と企業を結ぶ!」
株式会社エムズコミュニケイト 代表取締役 岡田 祐子
「人材とともに成長するIT企業を目指す!」
株式会社テンダ 代表取締役 小林 謙 氏
「メンタルヘルスでプラスパワーを生み出す!」
メンタルアップ 代表取締役 狩野 歩
「企業のホームページを、できる営業マンにする!」
有限会社イーナチュラル 代表取締役 齋藤 伸也
「『働きがい+明るい家庭=トライコーン』でいつまでも輝き続ける会社に」
トライコーン株式会社 代表取締役 花戸 俊介
「驚きの業績アップ!オフィスデザインマジック」
株式会社翔栄クリエイト 代表取締役 宇佐神 慎
日本人のサムライ魂を奮い起こす企業となる!
株式会社サムライインキュベート 代表取締役CEO 榊原 健太郎
時間とプロセスを共有しながら、顧客企業の使命を実現!
株式会社アドライト 代表取締役社長 木村 忠昭
「ものづくり」で理想を実現し、課題を解決する!
アソブロック株式会社 代表取締役  団 遊
「子供たちのための正しい情報ポータルサイトを創る!」
有限会社OISON 代表取締役 迫村 大介
「IT技術で社会に貢献する!」
サイバーウェーブ株式会社 代表取締役社長 梨木繁幸
「創業50年。印刷やデザインを通して業務コストの削減を提唱!」
株式会社吉野工房 代表取締役 吉野功一