ジャスネットコミュニケーションズ株式会社

当社は経理職に特化した人材紹介・派遣・教育事業を提供しています。

紹介と派遣と教育という３つのサービスを持つことで、顧客である企業に対して、人材不足という問題について違う角度から解決策を提供することとなり、状況に応じた選択が可能となっています。

他方では、求職者にとっても、経理職になりたいと思ったときに、スキルをどうやってつけていくか経験というものをどうやって積んでいこうかと考えられます。それこそ、例えば未経験の方であれば当社で教育を行い、最低限の実務能力を身に付けて頂き、当社に所属し２年３年働いていただきます。そして経験を積んでいただき、希望されれば正社員として、キャリアを積んでいただくことができます。

そういう意味で、企業側にとっても求職者にとっても一気通貫のビジネスをする意味があり、人材紹介・派遣・教育事業の３つが必要だと考え実行し、さらに経理職という部分に特化することで他社との差別化を図っています。

当社にはヒューマン・リソース・マネジメント本部という部隊があり、いざというときにバックアップする必要があるということであれば、経験も充分に積んだ年輩の方も、データ処理スピードの早い方も準備しており、バックアップが可能です。特に派遣事業においては、人を提供するのが目的ではなく、任されている業務の処理を請け負っている業務を処理出来る人を派遣するわけですから、まさかの事態に備えて万全の体制を敷いています。

元々、私自身は公認会計士でもあり、自分で商売を始めるにあたっては、景気の変動にあまり左右されない領域で展開するのが良いのではないかと考えていました。

業種というのは、景気の波に影響を受けてしまいます。景気の影響によって、金融がダメになったり、円高でメーカーの輸出が落ち込んだりしますが、こういったものに左右されないのが、当社が取り組んできた経理・会計・法務といった分野です。これは、どの会社でも必須の職種です。安定した需要が見込まれると考えていました。

今後もしっかりとこの軸を持って展開して行きます。

当社は、売上を拡大すること成長そのものを事業の方針として掲げてはいません。堅実にしっかりしたビジネスの展開をしていくことを意識し、継続的に成長し生き続けるということのほうが重要だと考えています。

企業が生き続けることでその成長を支える従業員を働く従業員をずっと一生面倒をみていく、それなりの収益性ある分野において継続できるということがやはりもっとも重要な経営者の責任だろうと思っています。それが経営者に求められる最も基本的な、経営をおこなう目での大切な中心的な要素だと思っています。

だからこそ、これまで差別化を意識し、事業に特徴を持たせて、これを強化していくというのが最も中心的な成長戦略となっていきます。それに附随して、相乗効果があらわれるようなところに進出していく、という順番です。

そういう意味で、現在もっと強化を図りたいと思っているのが3事業の中でも、教育の分野。今は紹介と派遣事業の２つが柱として育っていますが、教育というものをもう１つ大きな柱に育てていきたいと考えています。

教育事業においても、経理分野に特化していますが、当社は資格のための教育ではなく実務のための教育を提供し、【実務教育】というものを標榜しており、資格と実務の差を埋めるのが当社の役割だと考えています。例えば日商の２級資格をとってもとか取ったって請求書やとか領収証の１枚も見たことがない、どこの何をみてどういう風に仕訳を起したらいいのか分からないといった状況が多く見受けられてしまいます。

こういった、実務教育を現在は個人を対象に展開してきていますが、今後、会社の人材を育てる法人向けの教育事業も展開していこうと取り組みを開始しているところです。

先ほども述べたとおり、企業にとって一番重要なことが、生き続けるということだと考えています。現在、クライアントの数は３,０００社を越えており、人材紹介から、派遣、中には重要な会計判断に関する業務のアウトソーシングを請けている会社もあります。こういった企業から任されている役割をしっかりと提供していくことが、当社の命題であり、目標です。

これからの時代、営業マンであってもただ売るだけ、売ればいいというのではなく、もうちょっと企業の仕組みを理解しながら、たとえ営業であっても自分にいくら経費がかかり、自分の売り上げでどの程度利益が残るのかといった考え方はビジネスマンとして素養をもっていることは必要になっていくと思っています。

そのために、当社として、個人として、一般の方々にも会計の重要性、役立ちを伝え、実践に役立てるノウハウを提供していきたいと考えています。