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クラシックコミュニケーションからのお知らせ
【重要】配信サービス統合に関するお知らせ
現在ご利用頂いております「VFリリース」につきまして、ユーザビリティの向上、機能追加、品質向上を目的とし、2012年4月1日(日)に「ValuePress!」と配信サービスを統合させて頂く運びとなりました。

配信サービス統合に関する詳細はこちらをご覧下さい。
(2012-03-19 00:00:00)
【重要】経営統合のお知らせ
クラシックコミュニケーション株式会社は、株式会社バリュープレスと平成24年3月1日付けでPR総合支援企業に向けた経営統合を行うことを決定致しました。

詳細はこちらをご覧下さい。


(2012-02-28 12:00:00)
リリースの「業界検索」機能を強化しました。

VFリリース内の「業界検索」機能を強化しました。

(2012-01-17 16:00:00)
Grow!ボタンを設置しました。

ソーシャル環境を調査を目的に「Grow!」ボタンを設置しました。

(2012-01-17 10:00:00)

 
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「名刺をメディアに!」
三三株式会社 代表取締役社長 寺田 親弘

企業を煩雑な名刺管理から開放するツールを開発・提供している、三三株式会社の代表取締役社長寺田親弘氏にインタビューしました。(取材日:2007-10-14/聞き手:瀧川 智子)

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  現在の事業概要を教えてください。  

Link Knowledge(リンクナレッジ)という、名刺の情報をデジタル化し、人脈を見える化するサービスを提供しています。コンセプトは「名刺交換を可視化し、人脈‘Link’というナレッジを最大限に活用していこう」というものです。名刺交換の可視化から、営業の生産性向上、営業起点のナレッジ連携を実現することを目指し、2007年の6月に会社を設立しました。現在までに30社のクライアントにシステムを提供しています。



  サービス概要を教えてください。  

リンクナレッジのサービスは4つのソリューションから構成されます。「Link Manager」、「Link Visualizer」、「My Link Klowledge」、「Asset Controller」です。

まずは「Link Manager」ですが、これは紙の名刺に記載されている情報をデータベース化するシステムです。専用のスキャナでスキャニングされた名刺のデータは、インターネットを介してデータセンター(三三本社)まで送られます。送られたデータの画像は、現在10名ほどいるオペレーターによって視認で確認、入力され、テキスト化されます。このとき、記入ミスを防ぐために1枚の名刺を2名で入力し、最後に必ず照合をかけています。ですから、データ入力の整合性は99.9%。ほとんどミスはありません。また、スキャニングされてからデータ入力が完了するまでの工程は1日ほどです。速く正確な情報をユーザーの方にお届けできるのが自慢です。オペレーターが手入力しているというと、皆さん驚かれますが、「IT企業なのにアナログな作業によって情報の正確さを維持している」点が三三の独自性だと考えています。
次に、「Link Visualizer」ですが、これはデータベース化された情報をもとに、誰がどんな人脈を持っているかを視覚化するシステムです。登録された名刺の情報に、業種、売上規模、従業員規模等の企業属性を自動的に付加するので、個人の名刺帳が業種別、規模別に分類できます。それだけでなく、会社全体の人脈に対してこれらの属性情報から検索可能になります。                               
例えばA社のBさんにアポイントを設定したいと思ったとき、テレアポから入るよりも、他部署のCさんがBさんと知り合いであることが分かれば、Cさん経由でBさんとのアポイントを設定する方が時間と労力を節約できますよね。また、CさんよりDさんの方がBさんと親密であると分かれば、Dさん経由で依頼した方が効率的です。このように、社内の人脈を一元化して可視化し、社内外のコミュニケーションの円滑化を可能とする点が「Link Visualizer」の特徴です。
また、データは携帯からも閲覧、検索、更新が可能ですので、手帳に情報を記載し忘れたために訪問先の電話番号が分からない、といったアクシデントも防ぐことができます。
「My Link Klowledge」。これは社員ごとのマイページです。ページの構成はSNSの個人のページに似ています。このページにはそれぞれの社員が持つ人脈資産を視覚化して表示しています。社員が自ら情報を入力することなく、登録された名刺データから誰が誰とつながっているかというデータベースの基礎が自動的に構築されるのです。個人のページの閲覧は現在社内の人間のみに限られていますが、将来的には社外にもネットワークを広げていくことができればと考えています。
最後の「Asset Controller」は、セキュリティソリューションです。名刺管理がオンライン化される為、紙の名刺・名刺情報は持ち歩く必要がなくなりセキュリティレベルがあがります。



  Link Knowledge誕生のきっかけを教えてください。  

名刺交換は、営業マンのみならず、ビジネスに携わる日本人であれば誰もが避けて通ることのできない儀式と言っても過言ではありません。日本人であれば、という言い方をしたのは、「初めて会った人とは必ず」といえるほど名刺を交換するのは、日本独特の商習慣だと思うからです。例えば、私はアメリカのベンチャー企業に出向していた期間があるのですが、日本人慣れしていないアメリカ人は出会ってすぐに相手に名刺を差し出すことはありません。

頻繁に名刺を交換する文化が背景にあるためか、日本は世界で最も名刺を交換する国の1つであり、年間流通数は50億枚から100億枚にものぼるといわれています。しかも、IT化の時代にあって、名刺だけが「紙」のままです。思い返していただきたいのですが、新聞や企業のパンフレットにおいても、昨今ではデジタルな情報が「主」で紙の情報が「従」です。人々は必要に応じてデータを紙に印刷して利用しています。ところが名刺だけが今でも「主」たる情報は紙であり、デジタルな情報は「従」のまま。デジタル化する技術も十分ではありません。

では名刺そのものをデジタル化したらよいと考える方が多いのではと思います。それをしなかったのは、日本における「名刺交換」という行為には、単に情報を交換するだけでなく、『はじめまして』の意味がこめられていると考えたからです。この日本独特の文化を守りながら、ビジネスの効率を高めるためにはどうしたらよいか。考えた末に、名刺のデータ入力をアウトソースシングし、別途データベース化した情報視覚化し、提供するビジネスモデルを思いつきました。これがリンクナレッジ誕生のきっかけです。



  起業の経緯を教えてください  

大学卒業後、三井物産に入社しました。三三を起業するまでの8年間、三井物産で様々なプロジェクトに携わらせていただいたのは、本当に貴重な経験でした。ただ、起業に関しては入社以前から考えており、本当は5年で辞めようと考えていました。5年で辞めなかったのは、仕事が面白かったからというのもありますが、様々な経験をさせてもらったこともあり、「恩返しをしてから辞めよう」と考えていたからです。しかしある日、恩返しはしてもしきれないと思い、ここで区切りをつけようと決心がつき、起業へと一歩踏み出すことにいたしました。
起業に際しては、初めからLink Knowledgeの案があったわけではありません。ただ、?三井物産で長期間ITに携わっていたこと、?無駄なことが嫌いな性格で、名刺の整理については何とかならないものかといつも考えていたこと、??が理由で、名刺管理と有効活用については三井物産時代にも事業企画書を書いたことがあったことの3点が理由で、このアイデアを事業化することといたしました。



  これからの成長戦略についてどう考えているのでしょうか。  

現在の顧客数は約30社。今後はこのシステムのよさをお客さんにもっと知ってもらい、使っていただければと考えています。ユーザー数拡大のために、10月末にはサイボウズグループの株式会社フィードパスとSaaS事業による業務提携を行うことが決定しています。フィードパスが提供するWeb型グループウェアのSaaSである「サイボウズ Office 6 for ASP」と「Link Knowledge」が、SaaSプラットフォーム上でデータ連携することを目指しています。これにより「サイボウズ Office 6 for ASP」におけるアドレス帳の自動生成を実現し、お客様へ更なる付加価値をご提供することが可能です。また、この連携により3年間で500社以上の導入を目指しており、今後もSaaSプラットフォームをベースとしたサービス連携を戦略的に強化していく方針です。
さらに、現在法人向けソリューションシステムとして月額10万円で提供していますが、今後はその廉価版を出して個人も使えるようにしていきたいと考えています。より多くのお客様に使っていただくことで、日本企業の活性化や生産性の向上のお手伝いができればと考えています。



  3年後の目標など聞かせていただけますか。  

5年後にはIPO(株式公開)をしたいと思っています。ですので、3年後にはIPOのイメージができているといいですね。もう1つは社会での存在感というかイメージというか「三三という会社があったから名刺のデータ化ができるようになったんだ」と社会で認知される企業となっていたら嬉しいです。



  最後に事業にかける想いを一言頂けますでしょうか。  

事業にかける思いは、会社の理念でもある「三三のカタチ」に表されています。我々は常にお客様を第一に考え、情熱や愛情、フェアな精神と感動をもって、小さな名刺から大きなメディアを創造し、21世紀の日本の未来づくりに貢献していきたいと考えています。

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      三三株式会社の企業概要

社名:三三株式会社
代表者:寺田 親弘
資本金:82,500,000円
住所:〒162-0843 東京都新宿区市谷田町1−19 
TEL:03-6821-0033
FAX:03-5229-8106
URL:http://www.33i.co.jp

事業内容
・『Link Knowledge』の企画・開発・販売
・個人情報管理サービス 等

関連URL
http://www.33i.co.jp/linkknowledge/index.html

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